子どもの「言っても直らない」は副腎疲労が原因だった | 高機能自閉症のユウト君とアスペルガーの母ちゃん

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高機能自閉症中学生のユウト君。中学受験を経て、某私立中学に在学。
多分アスペルガー&ADHDの母ちゃん。
少数派2人のドタバタな毎日です。
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ご訪問ありがとうございます。

 

皆様、こんにちは。しあわせ母ちゃんです。

 

 

5,6年前に発達障碍への栄養療法を知り、ユウト君がグルテン(小麦タンパク)とカゼイン(乳タンパク)に弱く、リーキーガット症候群(腸が荒れて栄養が取り込めない上に、不要な毒素を取り込んでいる)であると判明し、麦と乳製品を除去してきました。

害になる食品を除去し、腸が取り込めていない分の栄養はサプリで補い…とした結果、ユウト君の腸は自分で食べ物から栄養を吸収できるようになりました。

腸が良くなるにつれてサプリを嫌がるようになったので、ここしばらくは飲ませていませんでした。

 

でも最近、ユウト君の様子を見ていて、何となくまたどこかが悪いのではないかと思うようになってきました。血液検査を嫌がって病院に行ってくれないので、また腸が悪くなって栄養が取りこめていないのか、他の原因があるのかはわからないのですが、毎日の様子を見ていて、なんとなく。

冬休み前まではいじめっ子Tと席が近く、傷つくことを言われるからだろうと思っていたのですが、冬休みに入っても思ったほど調子がよくならず、冬休み明けにはTと席が離れたことで登校はできるものの、原因不明のおかしな不安があったり、チックがおさまらなかったりするので。(母ちゃんの仕事がない日は、一緒に登校してあげなければいけません)

 

そこで、何かできることはないかと探していたら、こんな本を見つけました。

 

 

 

 

副腎疲労なんて、初めて聞きました。

大人がお酒の飲みすぎて肝臓が疲れるとか、暴飲暴食で胃が疲れるとかはわかりますが、子どもも内蔵が疲れるって…びっくり

 

 

副腎では、ストレスに対抗するホルモンが作られているそうです。だから副腎が疲れると、子どもが朝起きられなくなったり、やる気が出なかったり、落ち着きがなかったりするのだと。

 

では、なぜ今の子どもは副腎が疲れているのかということなのですが、

食生活

が非常に大きい原因だと。

その他にも有害化学物質、光の刺激、過労、睡眠不足なども関わってくるそうです。

 

これらはすべて体にとってストレスなので、こういったストレスに日々さらされていると、副腎はストレスに対抗するためのホルモンを分泌し続けることになり、疲労しているというわけです。

副腎が疲れて働きが悪くなってしまうことで、慢性疲労やうつ症状、アレルギーなど、様々な症状が表れてしまいます。

 

具体的にどのような食生活がストレスになるのか。

グルテンとカゼイン。それから食品添加物。以前読んだ他の本にも書いてありましたが、成分表示で「アミノ酸等」と書かれているものが身体に悪いのだと。人工的に作られた「うまみ成分」=グルタミン酸を過剰に摂取すると、脳が興奮状態になり、子どもには過剰な刺激を与えてしまうことにより、本来キャッチすべき刺激もキャッチできない状態になるとのこと。

それから糖質の過剰摂取。やる気がないと著者のクリニックに来る子どもの食事の共通点は、炭水化物が多いことだそうです。これはあちこちで言われていることですが、糖質の過剰摂取により、血糖値が乱高下し、落ち着き・やる気をなくしてしまうのです。

 

マイコトキシンという毒素は、身体と脳に悪影響を及ぼす“カビ毒”だそうです。食品にカビがついているように見えるわけではなく、カビが作り出す化学物質で、コーン、小麦、ナッツ類、ドライフルーツのように海外から輸入したものはカビ毒に侵されているリスクが高いのだとか!

このカビ毒は、排出しやすい人もいればしにくい人もいて、排出しにくい人の中にはディスレクシア(識字障害)の症状がある人が多いそうです。治療によりカビ毒をとっていくと、字を綺麗に書けるようになったり、計算が速くなったりするといいます。

 

ユウト君はディスレクシアではありませんが、腸が弱いし、いつカビ毒に侵されるかわからない!と、母ちゃん冷や汗アセアセ

ナッツ、要注意だな!

 

(母ちゃんにとって)収穫だったのは「不安になりやすい、緊張しやすい」子は亜鉛不足である可能性が高いということ。

糖質を摂りすぎると、腸内細菌が乱れ、カンジダ(これもカビの一種)が増殖します。カンジダによってシュウ酸というものになり、これが増えると、体内で亜鉛やマグネシウム、カルシウムとくっついて排出されてしまうのだそうです。そして亜鉛が減ると、不安になりやすい。

甘いお菓子を毎日食べさせているわけではないのですが、最近、ユウト君が放課後に友達と遊ぶ約束をしてきた時は、公園でみんなで食べられるようにとお菓子を持たせることがあります。そのお菓子は、みんなで楽しく食べられるようにと思い、グミやキャンディー、小麦を使っていないスナックになっていました。

もしかして、これが原因かな…ガーン

家にいる時にはグミやキャンディーなんて食べさせないし、ジュースも特別な時にしか飲ませません。

友だちと食べるために持たせた市販の甘いお菓子やスナック、クリスマスやお正月などで飲む機会が増えたジュース…。

ああ、思い当たる節がありすぎる!!ガーン

 

 

副腎ケアの基本ルール。

(1)体に負担になるもの、毒素になるものをなるべく「入れない」

(2)毒素は溜めずに、こまめに「出す」

(3)体にいい栄養素を「入れる」

 

まずは副腎を疲れさせるような食生活をやめること。(グルテン、カゼイン、甘い物、加工食品)

 

食事以外の毒素にも注意すること。

ドライクリーニングには主にブロモプロパンという有機溶剤が使われていて、これを無意識のうちに吸い続けることによって頭痛や疲労感が出て不眠につながったりするんだそうです。寝室にドライクリーニングの衣服があると、寝ている間に吸い続けることになってしまい、体調不良につながると言います。(クローゼットの中でもNG)

寝室に空気清浄機を置き、衣類のクリーニングをしたら、ビニール袋はすぐに外してしばらく風通しのいい場所にかけておいてからしまうのが良いそうです。

 

その他、消臭剤、カラーリング剤、洗剤、化粧品、芳香剤、柔軟剤などに含まれる化学物質は鼻を通して体内に入る「経鼻毒」。

殺虫剤などに含まれるピレスロイドは自閉症のリスクを上げることがわかっているのだとか!

 

鼻を通すものばかりでなく、皮膚を通して身体に入ってくる毒もあります。

日焼け止め、シャンプーなどに含まれるものです。

ハワイではサンゴへの有害性を指摘される物質の入った日焼け止めの使用が禁止されているそうです。サンゴを殺してしまうようなものを人間が皮膚に塗っているのだとしたら、恐ろしいですね!!日焼け止めを塗るなら、「オキシベンゾン」「オクチノキサート」を含んでいないものを選ぶのがいいそうです。

 

これを読んでから、ネットで「肌にいい洗剤」などで調べてみたのですが、「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩」というのが、洗浄力は強いけれど体にとっては毒だと書いていありました。

最近母ちゃんが気に入って使っている我が家の洗濯用洗剤を確認してみたら…書いてありましたよ、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩!!ガーンガーン

やっと見つけたお気に入りの香りだったのですが、やめました…。

それから食器用洗剤も洗浄力で選んでいましたが、買い直しました。

 

現在の我が家は

洗濯洗剤は下矢印

 

食器洗剤は下矢印

 

これに替えました。

 

次はシャンプー、コンディショナー、ボディソープも買い直そうと思っています。

 

 

次は「毒出し」(デトックス)。

デトックス食材もそうですが、水分補給も。

ユウト君は水分をあまり摂ろうとしないので、もっともっと促していこうと思います。本書には、スポーツドリンクに代わって経口補水液として飲めるレモン水の作り方なども載っています。

 

デトックスということで、(前の家にいた頃に使っていたのに)引っ越してから何となく使わなくなっていたエプソムソルトをまたお風呂に入れるようになりました。

 

 

父ちゃんはお風呂に何かを入れるのをあまり好まないのですが、これは無色無臭だから入れてもバレな~いてへぺろ

身体もしっかり温まるし、ユウト君の睡眠の質が良くなってくれることを願います。

 

そして最後に体にいい物を「入れる」。

いろいろな本に書かれていることですが、脳にいい油を選ぶこと。

気分にムラがあったり、いつもぐったりしたりしている子どもには良質のタンパク質を摂らせること。

副腎と脳細胞にはミネラルとビタミンB群が不可欠なこと。

 

最近拒否されていたサプリですが、「あなたの不安な気持ちを取り除くため」と説明して、ビタミンB群、亜鉛、DHAのサプリを再開しました。

以前はもっと飲んでいたんですけどね、とりあえずがこれ。

 


そして、さらにさらに…!

 

この本を読んで一番驚いたことが、最後の章に出てきました。

原始反射が残っていると、いろいろな不具合が生じて生きづらさに繋がるということ。

原始反射なんてどの子も自然になくなるものだと思っていました。(ホント、無知って怖いわショボーン

原始反射とは、赤ちゃんが生まれながらに持っている反射のことで、例えば赤ちゃんの手のひらに指を近づけるとギュッと握ろうとすることなどがあります。

本書には子どもに原始反射が残っている可能性を探るチェックリストがあるのですが、我が家のユウト君、当てはまる項目が多い!!

残ってたんだ、原始反射…ガーン

 

原始反射が残っていると、どんな影響があるのか。

例えば「恐怖麻痺反射」というものが残っていると、「音や光に敏感」「ストレスに弱い」「失敗が怖い」「緊張で身体が固くなり、息を止めやすい」「自己肯定感が低い」「変化を嫌う」「うまくいかないと癇癪を起す」「肌の感覚が敏感」などが見られるそうです。

この症状、癇癪と肌の敏感さ以外、ユウト君そのままって感じ…アセアセ

「緊張性迷路反射」というものが残っていると、「バランス感覚が悪い」「乗り物酔いしやすい」「鉄棒で回るのが苦手」になるそうです。ユウト君、これもあるわ。

その他、「モロー反射」の場合、「手掌把握反射」の場合…など、いろいろな原始反射が残っている場合の弊害と、それを克服するための運動が書かれています。

少しずつでも、ユウト君にさせていかないとな。。。

 

 

生活を見直すきっかけになりました。

読んでよかったラブラブ

 

 

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