ハートネットTV「罪を犯した発達障害者の“再出発”」 | 高機能自閉症のユウト君とアスペルガーの母ちゃん

高機能自閉症のユウト君とアスペルガーの母ちゃん

高機能自閉症中学生のユウト君。中学受験を経て、某私立中学に在学。
多分アスペルガー&ADHDの母ちゃん。
少数派2人のドタバタな毎日です。
アメンバーは現在募集しておりません。

こんばんは。

息子君に「真面目な話を聞くときにはゆらゆら動いたり、寝転がったりしない」「話しかけられたら返事をして、問いかけられたら答える」練習をしようという話をしていたら、蕁麻疹を出された母ちゃんですショボーン
ストレスかよ…でも、仕方ないだろっ!


さて、本題。

昨日、今日のEテレ ハートネットTVは、「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”」という内容でした。
1回目は少年院で更正を目指す若者と試行錯誤する教官の話。
2回目は刑務所から出所した人と支援センターの人の話。

小学1年生の息子君はもちろん法に触れることなんてしていませんが、番組で紹介されていた取り組み、考え方は参考になりました。

やっぱり理解されることが不可欠なんですよね。
1回目で少年院を訪れた専門家が教官にアドバイスしていましたが、
「信頼してもらえれば、一歩進むことができる」
逆に信頼してくれる人がいなければ、問題行動に出てしまうし、SOSも出せずに苦しいわけですよね。

少年院で集団に馴染めず、体に不調がでている少年。
どこまで個人の事情をくんでやればいいのか迷う教官。
これってまさに学校生活に馴染めずにいる発達障碍児と親、教師の抱える問題ですよね。

刑務所を出た人達に「盗みをしたら、その後どうなる?」と授業をしている様子は、ソーシャルスキルを教える療育そのもの。

そんな目で見たら、決して他人事ではありません。

お金に困った時に、安易に賽銭箱をひっくり返さないように、誰かに助けを求める練習をする。その前段階として、まずは電話をかける練習をする。
こんなことを、40代の大人にしているわけです。

早期に気付いてやり、ケアすること。障碍に気付かれず、虐待や虐めにあった人が犯罪者になりやすい。
↑専門家の話。


ケアの具体例、考え方など、参考になる番組でした。


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学習メモ。

今日から始めた国語教材。下矢印
漢字を書く練習に抵抗はなし。
「読み方を答える」という、平仮名・片仮名の頃にはなかった問題に少し驚いていました。