こんばんは。
業間休みの間に、息子君におにぎり程度の間食を摂らせたいと学校にお願いしたら、「前例がない」と戸惑われてしまい、申し訳ないと思った母ちゃんです。
発達障碍の食事療法のためにお弁当持参というのも初めて聞いたと驚かれましたが、こちらは許可していただけました。
間食は、他の生徒の前で食べるわけにもいかないし、食べさせるには空き教室と付き添いの教師が必要だけれど手が足りないし…と。
保健室でささっと食べさせていただければと簡単に考えていましたが、そうもいかないようです。
さて、本題。
昨日までの雨が上がり、桜も散らずに残ってくれている中、息子君は晴れて1年生になりました。
今日は入学式。
意外にも(失礼?)父ちゃんが出社時間を遅らせて一緒に出席してくれました。
(幼稚園の入園式の時は、日曜日だったのに来てくれなかったので、平日の入学式に来てくれるとは思っていなかった)
「今日はランドセル、あってもなくてもいいらしいけど、どうする?」と息子君に尋ねたら、最初は張り切って背負っていこうとしたのですが、その大きさに「こりゃ大変だ」と思ったようで、家を出る前に「やっぱり持っていかない」と置いていきました。
「背負ってくる人、多いと思うけどいいの?」と確認しましたが、「いい。明日から持っていく」とはっきりと意思表示したので、上履きだけ持たせることにしました。
9時半までに受付を済ませ、子どもたちは教室へ。
小学校から大学院まで女子ばかりの環境だった母ちゃんは、男子と女子がペアで座っているのが新鮮な眺めでした。
子どもたちより一足先に親は入学式の会場となる体育館へ移動。
そこで開式を待ちながら、周辺の他の小学校のことなどを父ちゃんと話していたんですが、流れで中学の話になりました。
「中学は受験させたほうがいいと思うんだよ」と父ちゃん。
へえ~。そう思っているんだぁ。
意外に思う母ちゃん。
「アイツには無理じゃないのか?先生の話もちゃんと聞けないんだろ?」って言いそうな気がしていたので。
母ちゃんは中学受験をしていませんが、父ちゃんには経験があります。
ある意味大学受験よりも厳しいと言われる中学受験の大変さを知っている人なだけに、反対されるんじゃないかと思っていました。
よし。父ちゃんも賛成なら、心配事はなくなったぞ。
そうこうしているうちに、開式の時間。
息子君、しっかりした表情でペアの子と手をつなぎ、歩いてくる。よそ見もしない。
よしよし。頑張りモードの息子君だわ
式の後、クラスごとの写真撮影があったんですが、そこでも息子君は先生の指示をよく聞いて動いていました
担任の先生は、学校説明会の時に学年主任として1年生のことを説明してくださった女の先生。
主任をするぐらいだから、きっと支援級に行くほどではない軽度の自閉症を持つ生徒を担当したことも多いんじゃないかと、ちょっと安心。
入学式の後、担任の先生に引率されて教室へ戻る子どもたち。
保護者も教室に入り、そこで持ち物等の説明を受けました。
配布物の確認をするために母ちゃんが近くに寄ると、「お腹すいた…」と甘えてきましたが、それでも帰りの時間になるまできちんと自分の席に座っていることができました。
「よく頑張ったな!」
教室を出た途端、父ちゃんが褒めました。これまた珍しい。
健常児ならできて当たり前のことでも、息子君はかなり頑張らないといけないということが、最近ようやくわかってきたのかもしれません。
まあ、今日は息子君よりも先に集中力を切らした子が何人かいたから、息子君の頑張りがわかりやすかったのかもしれませんが。
大変だとは思いますが、普通学級の環境は息子君を成長させてくれそうだ、と思いました。
支援学級には行かせないことにした選択は間違いではなかった。
家庭でフォローしながら、小学校生活を乗り切らせよう。