こんにちは
今回、両立支援コーディネーターの基礎研修を受講しました。
こちらは 独立行政法人労働者健康安全機構が開催しているものです。
期間内に動画配信研修を受講した上で、WEBライブ講習をリアルタイムで受講する流れです。
両立支援コーディネーターとは、
治療と仕事の両立に向けて、支援対象者(患者)、主治医、会社・産業医などのコミュニケーションが円滑に行われるよう支援する者とされています。
私は社会保険労務士であり、乳ガンの罹患者です。
ガンを告知されたとき、真っ白になりその後の考えがまとまりませんでした。
自分の病気、仕事のこと家族、病院、なにからどうしていくといいのかわからず不安でした。
※働いていていいのか?
(本当に辞めないといけないと思ってました。今は辞めなくて良かったと思ってます。)
※家族に迷惑かけるなぁ
※どんな治療をどれくらいしていくのか
(どれだけの期間か、治療によっての副作用は?)
etc.
そんなときに両立支援コーディネーターがいると心強いです。
両立支援コーディネーターは患者さんに寄り添って、気持ちや考えなど課題を整理し、いろんな道筋を提供ます。
会社の就業規則などからどんな制度が使えるかなど、知らなかったことによる不利益が生じないよう情報提供します。
また会社からの仕事内容を提示して、主治医に働くに当たっての的確なアドバイスをもらい、それを元に会社でどのような配慮をしてもらえるとよいかなど、医療と会社を結びつけます。
それぞれ違う立場からの支援を円滑にする役割があります。
まとめ
今は多くの人が罹患しながら働いています。
優秀な人材が、工夫次第で働けるのに辞めてしまうのは会社にとってもマイナスです。
社会保険労務士の立場から両立支援コーディネーターとして支援対象者に寄り添っていく存在になりたいです。
今回もお付き合いくださってありがとうございました。 きそみん🍀