こんにちは。
この記事は前回からの続きです。

子宮内膜増殖症のため、子宮全摘の手術を受けることになった私の記録です。

前回は、ロボット支援下で子宮全摘の手術を受け、その日は安静にしていました、というところまで書きました。

手術の翌朝

翌朝にはガスが出て、お水も飲めるようになりました。
午後からは普通食が出されました。
……が、食べられない。
ほとんど食べられませんでした。

そして、両肩やお腹の上のあたりが痛い!

手術では少し頭を下げた姿勢になることや、お腹を膨らませるために炭酸ガスを入れることが原因だそうです。
なるほど……。
手術って、お腹を切ったところだけが痛いわけじゃないんですね。
お腹もパンパンに張っていて、右側も痛い。

それでも、翌日にはシャワーを浴び、リハビリで院内を歩いたりしていました。

相変わらず食欲はなく、ゲップも出て、なんとなく具合が悪い。
でも、お通じとガスは少し出ていたので、
「まあ、大丈夫なのかな」
と思っていました。

術後4日で、退院の許可が出ました。

相変わらず食べられない私に、
「家に帰って、食べたいものを食べてみたらいいかもしれませんね」
と言ってもらい、
「そうか。家に帰れば、少し違うかも」
と思いました。

お昼頃に家に帰って、最初に食べたのは……
コンビニの手巻き寿司、シーチキン。
これを一日かけて、少しずつ食べました。

翌日は洗濯もして、
「このまま少しずつ回復していけばいいな」
と思っていたのですが―

夕方になって、
吐き気。
嘔吐。
右側腹痛。
病院に電話をして、救急外来へ。
そして、そのまま再入院になりました
まさか、退院してすぐに戻ってくることになるなんてえーん

術後イレウス
手術後は、腸が一時的に動きにくくなることがあるそうです。私の場合は、「術後イレウス」のような状態になっているとのことでした。

この日から、点滴だけ。
絶食です。

腸を動かすために、
「とにかく歩いてください」
と言われ、ひたすら院内を歩きました。

でも、なかなか腸は動いてくれません。
そして、もうひとつ私を悩ませたのが……
点滴です。
私、血管が細すぎるんです😭
左手は乳がんの治療の関係で使えず、右手もだんだん点滴を入れられる場所がなくなっていきました。

とうとう足に点滴を入れることに。
でも、足の点滴では心もとないということで、翌日には麻酔科の先生に来てもらい、腕の上腕部から長めのルートを確保してもらいました。

血管が細いって、こういうところでも大変なんだ⤵️。


それでも腸の動きがなかなか良くならず、
「鼻から腸までチューブを入れましょう」
ということに。

腸にたまっているガスや消化液などを外に出して、腸の負担を減らすためだそうです。
「鼻から腸まで……?」
聞いただけでも怖い。

実際に入れてもらうのも、かなり苦しかったです。喉にはずっと違和感があり、吐き気もする。声も枯れました。
「どの位置なら、少しでも楽なんだろう」
と、チューブが楽になる位置を探しながら過ごしました。

でも、チューブから腸の内容物が出ていくことで、お腹の張りは少しずつ軽減されていきました。

そして先生からは、
「とにかく歩くこと」
と言われていたので、ひたすら院内をぐるぐる。
一日3,000歩くらい。
まるで「8番出口」のおじさんのように歩きました🤣

チューブを入れて4日目。
減圧をいったん止め、レントゲンで腸の様子を確認しながら、数日間経過を見ることになりました。

そしてやっと……
チューブが抜けました😭

長かったー!!

途中、辛くなってしまったときには、看護師さんが親身になって話を聞いてくれました。
身体だけではなく、気持ちの面でも支えてもらいました。チューブが抜けたときには、一緒になって喜んでくれて。

看護師さん、本当にありがとう🙏


チューブを抜いた日も、まだ絶飲食。
そして翌日のお昼。
ついに……重湯です!

再入院してから、ずっと絶飲食だったので、なんと10日ぶりの食事。
「またお腹が痛くなったらどうしよう」
と心配になりながら、ゆっくり、よく噛んで食べました。

そして翌日には、全粥と柔らかく煮た大根なども食べられるようになりました。

まだお通じはありませんでしたが、ガスは出ていて、お腹もパンパンに張っているわけではない。
先生からも「大丈夫でしょう」と言ってもらえて、ひと安心。
その後、お通じも来ました✨
良かったよ〜。


レントゲンや採血で状態を確認してもらい、
「明日、明後日には退院してもいいですよ」
と言ってもらえました。

退院!嬉しい。

でも、ちょっと心配。
そして、最初の入院から退院まで
なんと21日。
3週間の入院生活になりました。

当初の予定は1週間。

まさか、こんなに長くお世話になることになるとは思ってもいませんでした。

入院中は、
「家のこと、大丈夫かな」
「仕事はどうなるんだろう」
「子どもたちは大丈夫かな」
と、いろいろなことが心配でした。

でも、
私がいないなりに、みんな何とかしてくれていました。
「あれをしなきゃ」
「これもしなきゃ」
と、いつも自分で抱えていたけれど。

もしかしたら、私が全部やらなくても、なんとかなるのかもしれない。
もう少し穏やかに。
もう少し、いい意味でいい加減に。
そんなふうに生きてもいいのかもしれないな、と思いました。

そして退院を前に、看護師さんがこんな嬉しいことを言ってくれました。

「だんだん良くなっていく過程をお世話できてよかった」
「退院前にお世話できてよかった」
「最後に挨拶できてよかった」
そう言ってもらえて、胸がいっぱいになりました。

この3週間。
身体もしんどかったし、気持ちが折れそうになることもありました。

でも、そんな私の回復していく姿を、そばで見ていてくれた看護師さんが、最後にこんなふうに言葉をかけてくれて……
本当に嬉しくて、泣けました。

看護師さん、本当にありがとう。

私も、最後にちゃんと「ありがとう」を伝えられてよかったです。

何はともあれ、

健康が一番。

これからは、よく食べて、よく動いて。
そして、無理をしすぎない。
「自分が全部やらなくちゃ」と思いすぎない。
そんなことを心に留めて、過ごしていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。