"水"が降らないと農作物は育たない。
この度の異常気象 で農作物が 大量の凶作となる農作物が増え、家計を圧迫し、農家も収入を断たれるなど大変事態が起こっています。
テレビのコメンテーターが、
「"水が降らなくなると大変なことが起こりますね」といった内容のコメントをしたのであります。
確かに"水"は降ってくるのです。
空から、だけど雨が空から降っているのであって、 水が降るとは言わないのです。
もちろんコメンテーターは農作物と水の話をしていたので、作物に必要な水が不足し、尚且つ高温で凶作拍車をかけているのですから、農作物をテーマにすると、「水が降らない」と言いたくなるのでしょう。
"雨"="水"として"水が降る"と言ったのであります。
気持ちはとても理解出来ます。
ですが、農家にとっては作物の運命を握っているのは"雨"ですから"絶対に"水が降る"とは言いません。
スプリンクラーやじょうろでかけているのは"水"であります。
作物は"雨"は"水"も"水"です。
ので間違いはないのです。
しかしながら 日本語表現として「雨が降る」言って欲しいもです。
干ばつ時は「雨乞い」をするのであり「水乞い」でありません。
番組はスルーしましたが、違和感を覚えた人はいるでしょう。
"上げ足を取る"つもりもありませんが、「水が降る」と発せられた言葉が、ちょっと気になったので取り上げてみました。