脳卒中、胃がん、肝がん リスクが上がるアルコール量は?

アルコールは気分を変えてしまう飲み物です。量が増えると癌に対するリスクが高まるのだそうです。気持ちよく酔っ払うのは良いのですが、その後に起こる悲劇のことを多少考えて飲んだ方が良いのかもしれません 。アルコール料がかさめば、後の祭り、家族が泣き崩れる事態に成りかねない、と言ったことになるのであります。

脳卒中、胃がん、肝がん、それぞれの治療費や家庭、会社へのダメージ、社会保険料などのダメージを考えると、影響がどれほどのものか考えてしまうのであります。

アルコールは危険な飲み物?
アルコールは様々な病のリスクがあるそうで、量によってリスクが異なるのであります。

脳卒中(脳梗塞)、胃がん、肝がん、この三つについては、男性と女性でそれぞれ大きく分かれるのであります。

1週間あたりの飲酒量を缶ビール(500ml)アルコール量20mgで換算しますと、

脳卒中リスク
男性は週15本以上(1日約2本)、女性は週に約4本以上で脳卒中のリスクが高まる。

胃がんリスク
胃がんにおいては、男性は少しでも、女性は週に約8本でリスクが増大。

肝がんリスク
肝がんでは、男性は週に約23本(1日約3本)以上、女性は週に約8本以上でリスクが増大するのであります。


しかも、喫煙者では、飲酒量が増えれば増えるほど、がんの発生率が高くなり、ときどき飲むグループと比べて、1日平均2-3本以上のグループでは1.9倍、1日平均3本以上のグループでは2.3倍がん全体の発生率が高くなるのであります。

恐ろしいです。もはや発がん性物質っと言ってもよいかも知れません。

酒豪と豪語していた親友を咲くねん肝硬変で亡くしました。奥さんが亡くなられ酒量がかさみました。とっくの昔にアルコール依存症で、療養施設にも入所した強者です。アーティストだったのに酒で潰れたのであります。


●アルコール量20mgと酒類
ビール (アルコール度数5度)なら 中びん1本 500ml

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