タデ(蓼)のこぼれ話

「蓼食う虫も好き好き」と言いますが、柳蓼は虫に食べられないように辛味成分で、虫に食べられないように、葉を辛くしたのであります。

葉の形が柳に似ていることから、ヤナギタデと言います。別名でホンタデとも言います。

食用になることから そのように命名されました したがって 刺身のつま や建てすぎ 用いられ 刺身の妻には 葉の赤いムラサキタデの双葉が用いられ、鮎の塩焼きには緑色のアオタデなどが使われているのであります。


ヤナギタデ(タデ科)[柳蓼]

葉が細く、柳に似ていることからこの名がある。別名をホンタデとかマタデといい、葉に辛みがあって食用になることからの命名。

刺身のつまや蓼酢に用いられ、普通はヤナギタデの栽培品種が使われ、刺身に付き物の芽蓼には、茎葉の赤いムラサキタデなどが、鮎の塩焼きに欠かせない蓼酢には緑色のアオタデなどが使われているのであります。

防御のための辛さなのに、「蓼食う虫」だけでなく人間にも好かれるとはタデも想定外だったろう。なお、「蓼食う虫も好き好き」の蓼は本種のことで、タデハムシは本種を食草としている。

ヤナギタデは水辺や湿地、田のあぜなどに生える1年草で、茎は無毛で直立、ときに基部が地をはい、よく枝を分け高さ30-60cmになる。葉に八の字状の黒斑はない。葉や花序の形状や色には変化が多い。

葉は互生し葉柄は短く、葉身は長さ3-12cm、幅1-3cmの披針形~長卵形で全縁、両端はとがり、無毛または中脈と縁に短毛がある。

両面に透明な小腺点があり、葉をかむとヒリヒリとした辛みがあるが加熱するとなくなリマスター。

托葉鞘は茶褐色の筒状で膜質、短い縁毛があり、
茎頂や葉腋から長さ5-10cmの細長い総状花序を出し、ややまばらに花をつけ先は弓状に垂れます。

↑イヌタデ

ヤナギタデ↑↓   

芽生えたばかりの双葉が薬味 に使われています