変わらなかった…。
変わるチャンスを見ないふりして、少年は変わらなかった。神様ゴメンナサイ。
反省点を見つけて、それを補う為に色々考えて実行したりしたが、そもそもそんなところを変えてもたかがしれてる。
走り込みを強化したり、筋トレを強化したり、ミットの量を増やしたり…は当たり前で、もっと強くなるには当時の私には指導者、もしくは知識、練習環境という根本的なものが欠けていたわけで。
しかしジムや道場に通う場所やお金もなく(真剣に探してもおらず)ただただ自分で書籍などを読み漁り、得た知識で練習メニューを組み立てていた。
そして夜な夜な近所の広場で友人相手にミットや殴り合いを繰り広げていた。
まぁそんなもんではたかがしれとるわけで、ただの友人相手にスパーリングしてもねぇ。
とりあえず試合の反省から走り込みを強化してスタミナアップに努めた。
当時は必死に色々考えてやっといたが、今から思うとだいぶバカな少年だ。自分の息子がこんなんならローキックを蹴りまくってしばらく和式便所に座れないようにして、和式便所しかない山奥に閉じ込めて…
話が逸れましたが、懲りずに数ヶ月後に2回目の大会にエントリーして、1回戦の最初に大振りの右フックを空振りして肩の筋肉を断裂するという自爆技を繰り出してしまい、自分で自分のどんくささに驚く。1回戦は なんとか判定で勝利したものの肩の痛みと次の試合を考えていたので初勝利の喜びは皆無。
2回戦ではパンチが使えないのでローキックを中心に組み立てたら、またまた足の甲にヒビが入る自爆技を炸裂。判定で撃沈し、またまた敗北感と痛みだけが残る結果に。
『そもそもちゃんとした打ち方、蹴り方ができてねぇんだよっ!』って注意してくれる人もいない状況では17才の平凡な少年1人の限界だったのでしょう。
高校卒業も近づき進路とか考えなきゃいかん時期が近づいてきたのだが…。
どうするの?