私の卵巣切除を決意させたもの。
35歳という年齢で卵巣を切除する。
その決断をしたのは、私。
私を決断させたもの。
母の闘病の記憶です。
母のようになりたくなかった。
手遅れで見つかりたくなかった。
死にたくなかった。
母の最後の姿は壮絶でした。
前にも書きましたが、
母が今、生きていたら。
例え卵巣がんが完治しなくても今生きていたら。
私は卵巣を切除しなかった。
そう思います。
私は弱いから。
卵巣をとりました。
卵巣を持って生きる勇気は私にはありませんでした。
健康な臓器を取る。
間違っているのかもしれない。
それでも後悔はしていません。