スカイツリーが怖かった私です
とにかく大きい
ああなんて大きいんだろう
絶対に勝てないなあと思いながら
恐怖に感じていた
夜の雲に隠れて先端だけ見えるシチュエーション
戦わなくてはいけない?と思ってしまう
若干の虚像物恐怖症なのです
怖いと思いながら叫びながら見てしまう
怖いと興味とトラウマと不気味とかっこいいと好きはもはや同じなのだと思う
だかしかし
スカイツリーさんを見つけると喜んでしまう
有名人に会えたような感覚
「あ、今日も会えましたね、すごい、大きいですね、でもちょっとだけ怖いです」
そんなことを心で語る
よく見たら白くて、青い光がグルグルと
スラっと高くて、美しいではないか
いつだってそこにいてくれる安心の象徴なのではないか
だんだん、
「そこにいてくれてありがとうございます。いつか登らせて下さい、今日も美しいです」と思えるようになった。
どうやって作るのかと考え出したら恐怖のループにはまってしまいますが、心をフッとしながら見るタワーというのは良いものですね。素晴らしいと思います。
少し憧れと近いのかもしれない
私も白と青に纏われて夜にはネオンを走らせてそこにスラっと立っていたいものだ
でも東京タワーはまだずっと怖いと思ってしまう。
悲鳴をあげてしまうから多分きっと色が問題なのだと思う。でも見てしまう。ゾクゾクしながら。