船旅の愉しみ クルーズ入門(感想)
クルーズは客船に乗って、様々な港に寄港し世界を回る旅です。 豪華客船で世界一周というイメージもありますが、クールズは身近な旅になってきています。 ”船旅の愉しみ クルーズ入門 ”(2005年8月 青春出版社刊 米山 公啓著)を読みました。 時間と遊び人々と出会う客船でめぐる優雅な世界の船旅の船上での楽しみ、予約から乗船までクルーズ航海記などを紹介しています。 米山公啓さんは、1952年山梨県生まれ、医学博士、専門は神経内科で、臨床医として多くの患者の治療に当たりながらエッセイ、ミステリー、実用書などの執筆を行い、年間1ケ月以上は世界中の船に乗ってクルーズ取材を続けているそうです。 クルーズには、ワールドクルーズとショートクルーズがあります。 ワールドクルーズは世界一周をしている船のことで、アジア、ハワイ、オセアニア、ニュージーランド、中東・アフリカ、地中海、北欧、北米・アラスカ、カリブ海、南米、南極などのクルーズがあります。 海外のクルーズ船は非常に数が多く、船会社もたくさんあります。 大型船は乗客数1,000人以上、中型船は500人から1,000人、小型船は500人以下です。 カジュアル船は1泊70ドルから300ドル、高級船は1泊150ドルから600ドル、超高級船は1泊400ドルから20,000ドルです。 90日ほどかけて世界を一周するワールドクルーズの場合、安い部屋だと150万円、スイートだと1500万円くらいの料金設定が平均的です。 日本船では、飛鳥、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす、ピースボート、ふじ丸が紹介されています。 日本船のスタンダードの部屋では、夫婦で乗船して1人350万円程度です。 ショートクルーズは、数日から10日程度の期間のものです。 ショートクルーズなら、料金も数10万円程度からとやや現実的です。 長期間のクルーズに参加する前に、ショートクルーズをためすことで、港や停泊中の過ごし方など船上での時間の過ごし方や必要なものがわかってきます。 船内にはカジノやシアター、図書館などの施設が、また、船外では寄港する街をバスなどで案内してくれる寄港地ツアーなどがあります。 船上の愉しみは、ダンス、食事、寄港地ツアー、エンターテインメント、カジノ、習い事、運動、図書室、パーティ、船内見学ツアー、フォトショップ、船内店舗、プールサイド、映画館などです。 旅行中に退屈することはなさそうです。 船に乗るときの必需品や注意点、さらには、乗船記まで幅広く紹介されています。 初心者はやはり日本の船がいいようです。 日本船は日本語が中心で、乗務員の接客態度が良く、行き届いたサービスと一流地上レストラン並みの繊細な料理が楽しめます。 しかし、何といっても、クルーズでの究極のぜいたくは、何もしないで、のんびりした時間を満喫し、船旅だけを楽しむことのようです。1章 クルーズとは2章 日本の客船と世界の客船3章 船上での愉しみ4章 予約から乗船まで5章 海外クルーズコース6章 クルーズ航海記付章 クルーズの疑問に答える