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超甘口相談室へようこそ。




当クリニックでは、悩める子羊たちを、

甘ーく、甘ーく、切っていきまシュ。

 


 

 

前回の甘ーい診察が気になる方は、

こちらにアクセスくだシャイね。

 

 

 



さあて、本日もさっそく患者さんが

やってまいりまシュたわ。

 



あら、今回は女性でシュか。

まずはそんなにあなたにこの言葉から。

 



あなたはえらい!

よくここまで頑張って来られましたね!

すごいでシュよ。



 

患者(以下、ブルー文字)

「せんせい、そんなことより、

私、もうダメ。死にたい」

 



あらあら、だいぶ参ってるご様子。

 



「そりゃそうですよ!

もう死ぬって決めたんですから!」

 


そうでシュか。

死にたいでシュか。



じゃあ、そんなあなたに聞きまシュ。




どうして今日、

「崖」ではなく、ここへ来たのでシュか?


 




「どうしてって…。

せんせいも、そうなんだ。


私なんか早く死ねって思ってるんだ!


せんせいのくせに患者に、

死ねとか言うんだ。

期待して損したわよ。このやぶ医者!」

 




まあまあそうカリカリせずに。


カリカリするのは、

芋けんぴだけにしてくだシャイ。

 




それに私は、「どうして?」と

聞いただけでシュよ。

 



なぜそう聞いたのかって、

ここは、悩める子羊たちが、

悩みを解決しにくる場所なのでシュ。

 



それなのに、あなたは「崖」ではなく、

ここへ来ることを選んだ。

 



だから、あなたの本心はこうです。





生きたいのでシュ。




 

「死にたい」って言ってないと、

生きてられないから、

そう言っていたのでシュよね?

 



どうしたら「生きたい」と思えるのか。

本当はそれが知りたいのでシュ。



 

「そんなことない!

そんなわけがない!

私は死にたい!」

 



それに私、思うのでシュ。

 



「な、何がよ」

 



あなたが

死にたいって思うのは、

それだけ頑張って

生きてる証拠でシュよ。

 



 

「はあ?そんなの信じられるもんですか。

人生から逃げようとしている私のどこが、

頑張っているのよ」

 



では、あなた。

恋したことはありまシュか?


 




「私のことなんだと思ってるの。

それくらいあるわよ」

 




じゃあ、告白したことは?

 



「なになに?私のこと

とことん幸薄な女だと思ってる?


懐かしいなあ。

憧れの先輩を思い続けた、

高校3年間。

あの頃は良かった。


先輩が卒業する時に

思い切って告白したの。


だけど、先輩にもまた

思い続けている女性がいて、

こっぴどくフラれたわ」

 




ほほう、3年間も告白から

逃げていたわけでシュね。

 



ところであなたは今、

自分で「答え」を

導き出したことにお気づきでシュか?

 

 



3年間、告白から逃げていたのは、

それだけ、

先輩のことを思っていたからでシュよね。

 



フラれたって、

どうでもいい相手なら、

あなたは告白から

「逃げたい」なんて

思ってないはずでシュ。

 



それだけ先輩がかけがえのない存在だった。

大好きで、大好きで、

たまらないから逃げていたのです。

 



 

ならば。

あなたが人生から逃げたいのは、

あなたが「生きること」を

それだけ真剣に思っているからでは

ありまシェんか??



自分の人生がかけがえのない存在だから、

死ぬことで、

逃げようとしてるのではないでシュか?

 

 



「…」




いいんでシュよ。

思いっきり泣いて。





「え?何これ。

なんだか涙が勝手にこぼれるんだけど。

それに、今日の涙、普段より甘い気がする」

 

 


うふふ。心は知っていたのでシュね。

あなたが本当は「生きたい」ということを。

 

 



「グスン。せんせい、私、

今も死にたいって気持ちは変わらない。

だけど、だけど!




生きたがっている私の存在にも気づいた。

だから、もう少しだけ

このまま頑張ってみます」

 

 



うーーーん、

ジャスト・スウィーーーーート!

 

 




それでは、今日の診察を終えましょう。

 



 

「また、お会いしマショう!」

と言いたいところですが、

二度と会わないことをお祈りいたしマシュ。

 


 

「いや、しばらく頼らせて。

死にたくなったら、また来させて」

 

 


もちろん。

当院は来るものを

誰も拒みまシェン。

 

 


それでは、さようなら。

 

 


 

さーて、今日の診察も終わりっと。

 

 


あの患者さん、また来るって言ってたけど、

どうかシュらね。



帰り際、「死にたい」って言いながら、

本当に良い顔してたもの。

 



なんてたって、

「死」が彼女の中に

眠る「生」を

浮き彫りに

させたのでシュから。

 



星があんなにきれいに輝くのは、

夜空があるからなんでシュよねえ。



そう。青空にも、

星は輝いてるんでシュよね。実は。

 



ウフフ。

それではおやつの時間としましょうかね。

 



今日のおやつは、

スイーツパラダイスで話題のエクレア。




 

「真っ黒なチョコ」がシューとクリームを、

「真っ白なシュー」がチョコを引き立てる。

 

 


どちらが欠けてもエクレアにあらずでシュね。

 

 


ほーー、おいしそうでシュ。

いっただきまーシュ。

 

 

 



 




*******************

 





ご好評にお応えして(?)、

お送りした第2回・超甘口相談室。

 




コンセプトについては、

第1回でたっぷりと書いたつもりなので、

そちらを参考にして欲しい。

 

 

 



今日の話のソースは、

会うたびに「仕事を辞めたい」と

言っている友人がきっかけ。

 



辞めたいなら辞めればいいのに、

一向に彼は辞めようとしない。

 



きっと、その会社のことが誰よりも

大好きなのだ。

 



逆に、実際に会社を辞めていく人間は、

ある日突然、辞めていく。


誰にも相談せずに、静かに。

 



誰かに相談すると、

自分の中に迷いが生じてしまいそうで、

嫌なんだろう。





だから、ある日突然いなくなる。



 

「命」を仕事と比べてたら

いけないのかもしれない。




だけど、

「死にたい」気持ちの

裏側には、

絶対に「生きたい」が

隠れていると思うのだ。

 

 




超甘口相談室で取り上げてほしい

テーマがあれば、ご一報ください。笑



 


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