★★★★自己紹介は★★★★

★★★★こちらから★★★★

 

 

 

 

 

 

超甘口相談室へようこそ。

 

 

当クリニックでは、悩める子羊たちを、

甘ーく、甘ーく、切っていきまシュ。

 

 

 

申し遅れました。

当院の院長を務めております、

「甘味田さと男(かんみだ さとを)」と申しまシュ。

 

 

みなさんからは「シュガー先生」と呼ばれておりまシュよ。

 

 

おや?自己紹介をしていたら、

1人目の患者さんがやってきたようでシュ。

 

 

さあさあ、診察室にお入りください。

それではまず恒例のひと言から参りまシュ。

 

 

 

 

あなたはえらい!

よくここまで頑張って来られましたね!

すごいでシュよ!

 

 

 

 

患者(以下、ブルー文字)

「せ、せんせい。噂には聞いてましたが、

お出迎えから、さっそく甘いですね」

 

 

 

オホホ。それがウチのクリニックの売りでシュから。

それではまずあなたの年齢から聞かせていただこうかシュら。

 

 

 

「僕は今、42歳です」

 

 

 

あらお若い! 羨ましいでシュ。

ところで今日はどうしてここへ?

 

 

 

「はい。実は、妻に離婚を突きつけられていて。それで、路頭に迷っているんです」

 

 

 

なるほど。離婚問題でシュね。

 

 

奥様の気持ちが分からないので、

どうすれば離婚が免れられるかは残念ながらお答えできまシュン。

 

 

 

ただ、これからあなたがどう生きていけばいいかは、はっきりお答えできまシュよ。

 

 

 

 

「え?ぼ、僕が、どう生きていけば、が?」

 

 

 

はい。まずでシュね、あなたがお辛いことは、

本当に心中お察ししまシュ。

 

 

ただ、これは事実なのだけど、

離婚を突きつけられる前と、今のあなた。

圧倒的に、今のあなたのほうが進化してるところがあるでシュ。

 

 

 

「進化? 進化どころか、退化しかしてませんよ!

仕事だってうまくいかないし!

 

冗談は語尾だけにしてくださいよ!

どこが甘く切るクリニックだよ、まったく!」

 

 

 

まあまあ、そんなに答えを焦らないで聞いてくだシャイよ。

これは人間の性(さが)とも言えるお話でシュ。

 

 

残念ながら人は本当の意味での

「家族の大切さ」に気づくのは死ぬ間際なのでシュね。

 

 

 

病院のベッドの上で、

「もっと家族を大切にしておけば良かった…」と後悔するのでシュ。

 

 

 

ところが今のあなたを見てください。

 

 

夫として

死にかけてる。

 

 

 

つまり、あなたは42歳の若さにして、

「家族の大切さ」と向き合えている稀有な人なのでシュよ。

 

 

そう。あなたは人より多くのことを知っている人でシュ。

 

 

しかもまだ失っていないときた。

失う前に、そのことに気づけている。

 

 

だから、これからどう生きればいいかは、明確です。

 

 

 

家族を大切にするとはどういうことか。

そのことと真剣に向き合ってくだシャイ。

 

 

 

つまり、妻と向き合うと同時に、

自分と向き合うのでシュ。

 

 

 

 

「え?自分と?」

 

 

 

 

そうでシュ。

とことん自分と向き合って決めた答えなら、

それが正解でシュよ。

 

 

 

 

私が、スイーツを選ぶ時は

必ずそうしてまシュ。

 

だから、たとえ好みじゃないものだったとしても、そこに後悔はないでシュ。

 

 

 

 

むしろ、今後スイーツを選ぶ上での選択肢がひとつ消えて、ラッキーでシュよ。

 

 

 

 

生きている以上、離婚はありえまシュ。

それは残念でシュが、しょうがない。

 

 

 

ただ、あなたがその時、

「もう僕がやれることは全部やった」と思えているなら、

きっと朝日は気持ちいいし、

夕日はきれいだと思えることでショウ。

 

 

 

ま、離婚したら、その時は、話を聞きマシュから、

またここへお越しくだシャイな。

 

 

 

「せんせい!あ、甘い!甘いです!

周りの人たちはみんな、

“奥さんにこう言ってみたら?”とか、

“妻の機嫌をとらせるようなアドバイス”ばかりでした。

つまりテクニック的なことばかりだった。

 

でも、大事なことを忘れてました。

 

それは妻と向き合うことはもちろん、

自分と向き合うことなんですね。

 

それさえできていれば、

どんな答えが待っていようと、全部肯定できそうです!」

 

 

 

 

いい顔をしてきまシュたね。

そんなあなたになれたなら、

これから具体的に何をすればいいかは分かりマシュね?

 

 

 

「はい。

僕がどうしたいか。

それが答えですよね。

自分の胸に聞いてみます」

 

 

 

うーーーん、

ジャスト・スウィーーーーート!

 

 

それでは、今日の診察を終えましょう。

 

 

「また、お会いしマショう!」

と言いたいところですが、

二度と会わないことをお祈りいたしマシュ。

 

 

「さ、最初から最後まで甘い。

それでは、妻のところに行ってきます!

せんせい、さようなら!」

 

 

 

はーーい、さようならでシューー。

 

 

 

 

さーて、今日の診察も終わりっと。

 

 

きっとあの患者さんなら、

離婚しなくても、

離婚しても、大丈夫でシュね。

もう自分と向き合う覚悟ができたのでシュから。

 

 

ウフフ。それではおやつの時間としましょうかね。

 

 

今日のおやつは、

伊勢丹で購入した話題のカヌレ・ド・ボルドーでシュ。

 

 

人生もスイーツも、甘苦いのが、たまらない。

 

 

 

ほーー、おいしそうでシュ。

いっただきまーーーシュ。

 

 

 

 

 

 

********************

 

 

 

雑誌やテレビで「辛口相談室」なる言葉をよく見る。

 

 

だけど、「本当にみんなそんなに切られたいの!?」と疑問に思う。

 

 

 

褒められて伸びるタイプは

聞いたことあるけど、

 

叱られて伸びるタイプは

聞いたことがない。

 

 

ムチで叩かれて喜ぶタイプは

聞いたことあるけど、

 

毒を吐かれて喜ぶタイプは、

聞いたことがない。

 

 

 

そして、悩んでいる時は自分を否定している時。

 

 

そんな時に「だからダメなのよ!」なんて辛口で否定されたら、

きっと余計に落ち込むだけだ。

 

 

 

「だから、クリニックに来た時くらいは

全肯定してあげたいのでシュ」

と、頭の中の甘味田先生は、僕に問いかける。

 

 

 

また甘味田先生について書きたいので、

どうか需要がありますように。笑

 

 

 

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