2021年2月議会 質問 | 久喜市議会議員 貴志信智(きし のぶとも)オフィシャルブログ「FROM HERE!」Powered by Ameba

久喜市議会議員 貴志信智(きし のぶとも)オフィシャルブログ「FROM HERE!」Powered by Ameba

久喜市最年少久喜市議会議員
公式HP→http://kishi-nobutomo.com/index.html

【一般質問】

 

 

 

 

質問事項

久喜市生涯学習人材バンクの活用を進めるべき

質問内容

 久喜市生涯学習人材バンク(以下:人材バンク)には多彩な人材が登録されており「人材」と「生涯学習」のマッチングに大きな役割を果たすことが期待される。しかし、その存在が広く認知されて活用が進んでいるとは言えない状況にある。運用の改善を進め、久喜市の生涯学習を一層充実させるべく以下伺う。

 

(1)200名の登録情報が1枚のPDFシートで公開されており、閲覧と検索に時間が掛かる。せめて既に記載のある「中分類」ごとにシートを分けて一覧を作成するべきではないか。また情報量が登録によって違い過ぎる。とてもマッチングに繋がらないであろう、情報不足の登録も散見される。掲載する以上一定の情報量を保つように改善するべきと考える。見解を伺う

(2)一度登録した個人・団体の情報の「更新」はどのように行っているか。情報が更新されていないことが原因で余計な手間が掛かり、マッチングが進まないと、人材バンクに対する利用者の期待値は一気に下がってしまう。最低でも登録者に1年に1度は登録内容の更新について確認するべきである。見解を伺う。

(3)放課後子ども教室ゆうゆうプラザは恒常的に人材確保の問題を抱えている。人材バンクの登録に「放課後子ども教室」への協力の可否を確認する項目を設けるのはいかがか。また各ゆうゆうプラザに人材バンクの登録情報を周知するべきと考える。見解を伺う。

(4)人材バンクへの新規登録を増やすよう広報に務めるべきと考える。また、登録申請書の提出手段が「持参」と「郵送」に限定されているが「メール」も認めるべきである。見解を伺う。

 

(5)久喜市ホームページには「市民活動団体」のページがある。生涯学習人材バンクが求める人材と重なる場合も多い。部署の壁を越えて連携するべきと考える。少なくとも市民活動団体の登録情報にも「学校や放課後子ども教室への協力可否」が加われば、人材バンクを補完することが出来る。見解を伺う。

 

 

 

 

質問事項

 東鷲宮駅東西連絡地下道の管理を計画的に行うべき

質問内容
東鷲宮駅東西連絡通路は発展を続ける東鷲宮エリアにおいて重要な生活インフラであり街の玄関口でもある。バリアフリー化工事も進み今後への期待も大きい。しかしながら、高所等、通常清掃では対応が難しい箇所に清掃が行き届いていない現状を見ると、管理が計画的に行われているのか疑問である。単に「清掃が行き届いていない」状況だけを問題視するのではなく、管理体制全体について伺う。

(1)当該地下道の西口側には防犯カメラが設置されているが、ゴミの滞留によって数か月機能していないとの指摘がある。現地を確認したところ、録画への支障が危惧されるほどに防犯カメラのレンズ部分にゴミが滞留していた。防犯カメラの状態(期待された機能を果たせる状態か否か)はどのような頻度で、誰が確認しているのか。防犯カメラは言うまでもなく、24時間365日確実に機能することが前提の設備である。管理不行き届きにより機能していない状況が発生した場合、費用対効果にも大きな疑義が生じる。当該防犯カメラの管理体制を伺う。

(2)東口駐輪場側のガラス部分の清掃が行き届いておらず、街の玄関口としてふさわしい状態とは言えない。大きなガラス窓を活かすデザインを選定したならば、管理や清掃を長期的かつ計画的に行うべきと考える。現在はどのような計画に基づき清掃を実施しているのか伺う。
 

 

 

 

 

質問事

  市民団体と公平性、透明性を持って関わるべき

質問内容

 市政運営に様々な市民団体の協力は不可欠である。各市民団体のこれまでの活動には心から敬意を表する次第である。一方で、いかなる団体との関係においても「公平性」「透明性」が必要であることは言うまでもない。そこで以下伺う。

(1)久喜市補助金等の見直し方針(以下:見直し指針)には「共通の基準」として「公平であること」等が挙げられ、「特定の団体等に限定せず、より多くの団体等に参入の機会を与えること」と明記されている。また「運営補助における注意点」として「効率的な運営を行う努力が十分なされているか検証すること」とある。そのような前提のもと、一例として青少年健全育成事業について伺う。


ア 青少年健全育成事業の補助金に関しては、どのように新規参入の機会が設けられているか

イ 各団体に交付される金額に大きな違いがある。交付金額を決定する基準を伺う。


ウ 見直し指針には「原則として事業補助に転換していくべき」と明記されている。青少年健全育成事業に関わる団体への補助に関して、事業補助への転換をどのように検討しているか

エ 各団体の決算をどのように検証しているか。

(2)各市民団体のチラシが広報くきに折り込まれることがある。区長をはじめ配布に携わる方々のご苦労を考えると、折り込みは極力無くすべきと考える。そこで以下伺う。

ア 広報くきにチラシを折込むことが出来る団体の基準はどこに開示されているのか。必要な手続きを行えば、今折込みが行われている団体と同様の活動を行っている市民団体もチラシも折り込むことが出来るのか。折込みを今後も継続するのであれば「折込み可否の基準」と「新規参入の手続き」を明確にするべきであり、それが難しいならば、市民団体が発行する印刷物を広報くきに折り込むことを全面的に見直すべきと考える。見解を伺う。

イ 市直轄のイベントや交通規制等、全市的なアナウンスが必要な情報の周知のために、広報くきへの折込みを活用するのは理解出来る。一方で団体の活動報告が大半を占める印刷物に関して、広報くきに折込みをしてまで配布する必要性には疑問を感じる。精査を進めるべきである。見解を伺う。
 

 

 

 

 

 

質問事項

  公共施設へのテレビ設置の見直しを進めるべき

質問内容

 事前の調査によると、令和3年1月現在、市長部局所管分だけで106台のテレビが公共施設に設置されている。インターネットとスマートフォンの台頭により、情報収集の手段も多様化してきた。時代の変化に合わせて、テレビの設置が本当に必要か検証する時期が来たものと考える。そこで以下伺う。

 

(1)現在設置しているテレビは、必要な設備として全て活用されているか。一例を挙げると、無人施設である農業者トレーニングセンターに設置されている分などは、どのように活用されているのか疑問である。テレビは置くだけでNHKの受信料契約が発生し、固定費を生む。必要性の低いものは撤去するべきと考える。見解を伺う。
 

(2)現在設置しているテレビに付随するNHKの放送受信契約おいては「事業所割引」等、可能な割引を全て活用しているか伺う。

(3)衛星放送を契約している施設としていない施設がある。衛星放送の設置はどのような基準で認めているか。必要性の低い衛星放送は費用対効果を考え、契約を止めるべきと考える。見解を伺う。

 

 

 

 

質問事項

  暗号化ZIPファイルをメールで送付する運用を改善するべき

質問内容

 久喜市役所では添付ファイルを伴うメールを送信する場合、暗号化ZIPファイルを送信した後、別のメールでパスワードを追送する通称「PPAP」の方式が採用されている。昨年11月には、セキュリティ対策や利便性の点で適切でないとの理由から、内閣府と内閣官房でPPAP方式を廃止すると表明された。民間企業でもPPAPの廃止が相次いでいる。市役所からメールでファイルを送信して頂くことも多いが、PPAPで送信された添付ファイルはスマートフォンで開くことが出来ず不便である。久喜市役所においてもPPAPを早期に廃止出来るように、検討を開始するべきではないか。見解を伺う。

 

 

 

 

質問事項

 公共施設予約システムの利便性向上を速やかに行うべき

質問内容                
2020年9月議会において、公共施設予約システムで予約が出来る50施設のうち、15施設はインターネットからの当日予約が出来ない問題を指摘し、他の施設同様に当日予約を可能にするべきと提案した。総務部長より「関係部局とシステムで当日予約ができるよう、改善に向けて調整を図ってまいりたい」公民館を所管する教育部長より「基本的に現在は当日貸し出すこともやっておりますので、その実態に合わせて改正のほうを検討してまいりたい」コミュニティセンターを所管する市民部長より「(菖蒲コミュニティセンター以外は)前向きに検討していきたい」と答弁を得ている。その後の検討状況を伺う。

 

【議案質疑】

 

(1)一昨年より能力行動評価の結果を手当に反映させる制度を設計する方針が示されている。

昨年は「令和2年度については、本格実施に向けて、これらの課題を解決するため、昇給反映を先行して実施している他自治体の情報を収集し、本市にふさわしい方法を取り入れながら、職員のモチベーション向上につながるよう制度設計に改良を加えてまいりたい」との答弁があった、令和3年度は能力行動評価の結果をどのように反映していくのか

 

(2)260ページ駅前広場トイレ整備事業 

行政が新規で建造物を設置する際に、デザインを優先した結果、持続的な管理が行き届いていない事例が散見される。持続的な維持、管理が可能な設計にするべきと考える。見解を伺う。