2020年6月議会質問 | 久喜市議会議員 貴志信智(きし のぶとも)オフィシャルブログ「FROM HERE!」Powered by Ameba

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質問事項

来庁しなくても完結する行政手続きを推進するべき

質問内容

 新型コロナウイルスへの対策を契機として、行政手続き等の簡素化、オンライン化を進めるべきである。市役所が開庁している時間に直接の来庁をお願いする手続きは特に改めるべきであると考える。

 

(1) 本年4月以降久喜市ホームページ上で「手数料の無い届け出等は郵送で受け付けます」と記載のある届け出等は今後も郵送による受付を認めるべきではないか、市の見解を伺う

 

(2) 千葉市や福岡市のように、行政手続きのオンライン化、簡略化を進める大方針を打ち出してはどうか。各担当課による判断で進めるよりも、明確な方針のもとに見直しを進める方が改善のスピードが増すと考える。見解を伺う

質問事項

 動画を活用して利便性の向上を図るべき

質問内容

 ここ数年、情報収集の手段として「動画」が急速に普及している。新型コロナウイルス感染症対策の目的に加え、市民の利便性向上のために、活用を進めるべきと考える。

 

(1) これまで久喜市は、学校統廃合や施設新設等、市民の理解が必要と思われる事業を検討する際に住民説明会を開催してきた。市民の理解を広く得ようとする姿勢は評価するが、これまでの説明会は、場所と時間を限定して行うものであり、参加出来ない市民への情報共有が課題であった。また参加者が限定的になると、一部の熱心な(声の大きい)市民の意見が「住民の総意」であるかのように錯覚してしまう傾向があるように感じる。言うまでもなく、関心度の高低や、声の大小に関わらず全ての意見は等しく貴重である。説明会の様子を動画サイトでも配信し、場所や時間を問わず、出来るだけ広く、正確な情報共有が図られるべきである。千葉市などは説明会の様子を動画配信する方針を固めている。見解を伺う。

 

(2) 新型コロナウイルスの第2波、第3波の襲来にも備え、窓口の混雑は少しでも軽減するべきと考える。志木市は「窓口待ち人数表示ライブ配信」として混雑状況を配信している。久喜市でも同様の取り組みを進めるべきと考える。見解を伺う。

 

質問事

  キャッシュレス決済を推進するべき

質問内容

 経産省は、現在30%前後であるキャッシレス決済の比率を2025年までに40%に引き上げることを目標にしている。生産性向上と、利用者の利便性向上の観点から、久喜市においても推進するべきであると考え、201911月議会の一般質問と20202月議会の委員会審議でも取り上げた。その後の社会情勢の変化も踏まえ、以下伺う

 

(1) 税や利用料の支払いの際、現行の方法に加えて、スマートフォンアプリを使用したキャッシュレス決済を可能にすることについての検討状況を伺う

 

(2) 公共施設窓口における各利用料支払いや、市役所窓口における手数料の支払い等、少額決済の手段としてキャッシュレス決済を導入するべきであると考える。現金以外の選択肢が増えることで事務の軽減、また支払機会の拡大につながる。新型コロナウイルスの感染拡大防止にもつながる。自治体による導入も急速に拡大している。現在の検討状況を伺う。

質問事項

  クールビズの拡大について

質問内容

 環境省は「令和3年度からはクールビズ期間を定めない」と発表し、期間は各事業者や自治体の判断に任せることとした。これは環境の変化によりクールビズ期間外であっても極端な気温の日もあることに配慮したためと言われている。新型コロナウイルスの感染拡大等により、各人の体調管理が一層重要度を増す昨今であることからも、久喜市においては通年でノーネクタイも可能とすることを提案する。市の見解を伺う。
 

質問事項

  聖火リレー記念オブジェを見直すべき

質問内容

 東京五輪の聖火リレーに関わる「レガシー創出」との名目で、記念のオブジェを制作・設置する費用として330万円が計上されている。日本中を走る聖火リレーのコースの一部に久喜が選ばれたことは大変光栄ではあるが、あくまでコースのごく一部であるのも事実である。330万円の記念オブジェを設置する妥当性は感じない。聖火リレーの盛り上がりや人々の心に刻まれる記憶には、このオブジェの有無は全く関係ないように感じる。奇しくも東京五輪は延期になったことから、この予算は大幅に見直すべきと考える。仮に来年に聖火リレーが実施されたとしてもこのような時勢において、高額な記念オブジェの設置が市民の理解を得られるとは思わない。市の見解を伺う。