市議会教育環境常任委員会で、視察に出ています。

寝屋川市では「英語村」を視察しました。

寝屋川市は国から「英語教育特区」の指定を受け、平成17年度より英語教育を研究・推進しています。

その研究の中で、英語を覚えて発表したり、リピートすることよりも、英語を話す「必然性のある場」を設定するべき、

という指針を導き、平成26年度に全ての活動を英語で行う「英語村」を開設しました。

小学生は5.6年生が授業の一環として全員参加、中学生は平日放課後や長期休みに参加をしているとのことです。

英語村にかかる経費は年間約500万円とのことでした。

平成29年度には、幼稚園、令和元年度からは就学前の子供も対象にしたプログラムも始まりました。

小学生においては、「ジェスチャー」を使ってコミュニケーションを図ろうとしたり、英語を伝えようとする意欲が育まれているそうです。

施設内に掲示してあった、小学生→英語の先生への感謝の手紙(英語)を拝見しましたが、

自分が知っている言葉を繋げて何とかして『伝えようとする』様子が伺えました。


もちろん、文法も大切だと思いますが、特にコミュニケーション英語においては『(細かい文法はさておき)伝えようとすること』が原動力であるように思います。

中学生においては英検3級の取得率や英語力の調査でも全国平均、大阪府の平均を大きく上回る具体的な成果が得られています。

今後の課題としては、英語村の活動と学校教育の連携や、就学前英語村と小学校の英語教育との接続を挙げられていました。

また、英検の補助はもちろんのこと、小学生全員がジュニア英検を受験するなどなど、英語教育への先進的な取り組みが確認出来ました。

久喜市でも、しっかり活かして参ります。

特に小学生の英検jrの全員受験は非常に面白いように思います。

via 貴志信智 公式サイト
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