成果は年間365万円!自動販売機の設置権オークション進む! | 久喜市議会議員 貴志信智(きし のぶとも)オフィシャルブログ「FROM HERE!」Powered by Ameba

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2015年度に提案し、実施されておりました

「自動販売機設置権オークション」

(過去ブログ)
簡単に経緯をご説明しますと、、、

2015年度まで、久喜市の管理地にある自動販売機は、開かれた競争を経ていない特定団体や特定業者が設置していました。(設置費用は電気代など実費負担のみ)

しかし体育館やグラウンド、公民館など、多数の利用者数が安定的に見込める場所は、自動販売機設置業者にとってはドル箱。


オークション形式(公募)で設置権を民間に広く開放し、適切な設置料を頂こう!というのが、提案の趣旨でした。

ポイントは「公開された競争を経る」ということ。


これにより、市は適正な設置権料を得ることが出来るし、これまで参入機会がなかった民間業者は参入機会を得ることが出来ます。

なお、障がい者福祉団体などが設置している分は、社会的意義が高いことから、公募を進める対象外となっています。


初実施の2015年度年から4年が経過。

オークション形式に切り替える自販機の台数も18台(久喜市&衛生組合)まで増え、その収益は毎年365万円になったことをご報告致します。


定期的にオークション対象台数の増加を議会で求めて来たのですが、昨年、特に力を入れたのが、

久喜市役所に久喜市職員労働組合が設置していた3台分を民間に開放することでした。

久喜市職員労働組合が、市役所の土地を利用して収益活動をする大義が全く不明ですし、

そもそも、労働組合法第7条で、使用者(この場合久喜市)が労働組合に対して便宜の供与を行ってはいけないとの規定もあります。

議会では以下2点を理由に、労働組合に自販機の設置を認めるべきではないと主張しました。

①民間でも出来る自販機の設置権を、開かれた競争も経ずに労働組合に認め、それにより労働組合が利益を得ているならば、利益供与にあたる可能性もある

②同様の状況で、市が本来得るべき手数料を逸失した責任を認め、市に損害賠償を命じた他市の事例もある

結果、今年度より労働組合が占有していた市役所庁舎内自動販売機3台分の設置権は、オークションにより民間に開放され

市は当該3台分で年間63万円の利益を挙げることになりました。

※また、以前より要望を頂いていた太田集会所にもオークション形式により、市の負担なく自動販売機が設置されました。


我々、市議会議員は「○○をやってほしい!」との要望を市に伝えることが多いですが、

「お金をかける」提案だけでなく、「お金を稼ぐ」提案、また「掛けているお金を減らす」提案も確り行う必要があります。

少子高齢化の時代、稼ぐ力の強化は避けて通れません。

ちなみに、、

自動販売機は販売成績が良いほど、設置権の価値は高まります。

是非皆様、久喜市の公共施設の自動販売機をご利用下さい(^^)

via 貴志信智 公式サイト
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