質問内容
健康増進法の一部改正など受動喫煙防止に対する機運が高まっている。久喜市においても「望まない受動喫煙」を無くすよう配慮義務を果たすべく、更に対策を進める必要がある。そこで以下伺う。
(1) 久喜駅の東西にある喫煙所から周辺へ煙が流出することによって受動喫煙が発生している。この状況を対して、市の見解を伺う。
(2) 久喜駅西口の喫煙所に関しては、久喜駅のホームまでの距離が近く、駅利用者からも苦情が寄せられている。この状況に対して市の見解を伺う。
(3) 平成30年11月9日に厚生労働省より出された屋外分煙施設の技術的留意事項についての通知には、パーテーション型喫煙所におけるパーテーションの高さは2~3メートルが望ましいと記されている。(1)、(2)のような状況を改善するためにもパーテーションを更新するべきではないか。また線路側のフェンス下部に隙間があるため、喫煙者がおいたゴミなどが線路に落ちる事例もあると清掃を担当する方から伺った。こちらも改善するべきと考える。市の見解を伺う。
(4) 平成28年2月定例会において久喜駅西口にある喫煙所の近く(至近のもので距離1.5m)にあるベンチについて、受動喫煙防止の観点から設置が適切でないことと、当該ベンチに座って喫煙をする事例が発生していることから、移設もしくは撤去を提案した。「再配置について検討する」という答弁であったが、その後どのような検討がなされたか、市の見解を伺う。速やかに撤去、もしくは移設するべきと考える。
(5) 久喜市にある久喜駅以外の駅においても、朝の通勤時間を中心に、路上喫煙が散見される。これまでも路上喫煙禁止区域の拡大を求めてきたが「喫煙者と非喫煙者が共存できる喫煙場所の整備など、分煙のための環境整備が必要」との趣旨での答弁が繰り返され、対策は前に進んでいない。2020年東京オリンピックを間近にひかえ、公共の喫煙所自体を撤去する自治体もある中、未だに駅前で路上喫煙が繰り返される状況は適切ではない。一刻も早く改善する必要があると考える。市の見解を伺う。 |