2019年2月議会質問 | 久喜市議会議員 貴志信智(きし のぶとも)オフィシャルブログ「FROM HERE!」Powered by Ameba

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久喜市最年少久喜市議会議員
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質問事項

 空き家の活用を進め、管理不全空き家を生まないための取り組みについて

質問内容

 人口減社会において、今後久喜市においても空き家に関わる諸問題は一層顕在化すると懸念する。全国的には所有者が亡くなった場合などに相続登記や住所変更登記がなされず、所有者の特定が困難になる事例が増えている。実態に合った登記がなされていないと、行政機関以外が所有者に接触することが極めて困難であり、利活用も進まない。利活用が進まないことで、「管理不全空き家」となってしまう可能性も高まる。このようなリスクを減らすために、まずは正しい登記を促し、現状正しい登記がなされていない不動産も利活用が進むよう空き家対策特別措置法に基づき行政が持つ情報を活用するべきであると考える。そこで以下伺う。


(1)久喜市内にある空き家のうち、相続登記、住所変更登記がされていない空き家の件数を把握しているか伺う。
 

(2)死亡届を受理する際に、今後必要な手続きとして「登記」について正しく周知をするべきと考える。市の見解を伺う。

 

(3)平成30年には、国土交通省が「空き家所有者情報の外部提供に関するガイドライン」を発表した。ガイドラインの中には「所有者が利活用の意向を示すためには行政からの情報提供だけでは不十分」「市町村が空き家の利活用を進めるためには、収集した空き家に関する情報をその所有者の同意を得た上で、宅地建物取引業者等に提供するなど、民間事業者等との連携が欠かせない」と示されている。空き家対策特別措置法に基づき活用が可能になった情報を、ガイドラインや他自治体の先進事例を参考に、民間事業者団体に提供出来る仕組みを検討するべきと考える。市の見解を伺う。

 

 

 

 

質問事項

 対行政暴力から職員を守るべき

質問内容

 千葉県野田市において児童虐待により児童が死亡する事件が発生した。この事件に関して「(虐待を訴える)アンケートのコピーを父親に開示したこと」「(本来必要の無い)念書を書いていたこと」など野田市教育委員会や学校の対応が批判されている。教育委員会は会見で

「訴訟のことや親の権利を主張されたり、言葉や態度から非常に威圧を感じた」との趣旨で当時の状況を説明している。「対行政暴力」に対して適切な対応が執られなかったことが、事件の背景の一つにあると考える。このような事件以外にも、窓口での不当要求と思われる事例や、威圧的に机を叩くなどの暴力行為、堂々巡りのクレームによる長時間居座りなどは、行政の生産性を下げている。「接遇力向上」などの素晴らしい取り組みを活かしながらも、不当要求や業務妨害となるケースには毅然とした対応を執る必要があると考える。そこで以下伺う。

(1)久喜市における対行政暴力の実態を把握するための調査を行っているか伺う。調査を行っている場合は、対行政暴力と思われる件数(平成29年度)を伺う。

 

(2)千葉県は「行政対象暴力対応マニュアル」を作成している。こうした事例を参考に、対行政暴力に特化した対応マニュアルを作成し、職員の安全を守るべきではないか。市の見解を伺う。

 

(3)野田市の事例のように交渉相手が「訴訟」を持ち出してきたり、法的な見解を求められた際に、各部署(教育委員会を含む)から弁護士など法律家に相談したり、状況によっては交渉に同席してもらいやすい体制が必要と考える。市の見解を伺う。

 

(4)対行政暴力が疑われる場合には、交渉の過程を録音しておけるよう窓口の設備を整えるべきと考える。市の見解を伺う。

 

 

 

 

 

質問事項

  小中学校体育館や校庭でも無線LANの使用を可能にするべき

質問内容

 市内小中学校にはタブレット端末の導入が進み、授業でも活用されている様子を研究授業発表会などの際に拝見している。しかし教室棟以外では無線LANが使用できないとの課題もあると聞く。そこで以下伺う。

 

(1) 授業や部活動で活用することに加え、学校体育館は災害時に避難所となる事からも、無線LAN環境の整備は必要と考える。体育館でも無線LANに接続できるようにするべきではないか。市の見解を伺う。
 

(2)校庭でも無線LANにつながることで、活用の幅が広がると考える。校庭でも無線LANに接続出来るようにするべきではないか。市の見解を伺う。

 

(3) 災害時などは、避難者に無線LAN環境を提供できるようにするべきではないか。市の見解を伺う。

 

 

 

 

質問事項

  受動喫煙を防止する取り組みについて

質問内容

 健康増進法の一部改正など受動喫煙防止に対する機運が高まっている。久喜市においても「望まない受動喫煙」を無くすよう配慮義務を果たすべく、更に対策を進める必要がある。そこで以下伺う。

(1) 久喜駅の東西にある喫煙所から周辺へ煙が流出することによって受動喫煙が発生している。この状況を対して、市の見解を伺う。

 

(2) 久喜駅西口の喫煙所に関しては、久喜駅のホームまでの距離が近く、駅利用者からも苦情が寄せられている。この状況に対して市の見解を伺う。

 

(3) 平成30119日に厚生労働省より出された屋外分煙施設の技術的留意事項についての通知には、パーテーション型喫煙所におけるパーテーションの高さは2~3メートルが望ましいと記されている。(1)、(2)のような状況を改善するためにもパーテーションを更新するべきではないか。また線路側のフェンス下部に隙間があるため、喫煙者がおいたゴミなどが線路に落ちる事例もあると清掃を担当する方から伺った。こちらも改善するべきと考える。市の見解を伺う。
 

(4) 平成282月定例会において久喜駅西口にある喫煙所の近く(至近のもので距離1.5m)にあるベンチについて、受動喫煙防止の観点から設置が適切でないことと、当該ベンチに座って喫煙をする事例が発生していることから、移設もしくは撤去を提案した。「再配置について検討する」という答弁であったが、その後どのような検討がなされたか、市の見解を伺う。速やかに撤去、もしくは移設するべきと考える。

 

(5) 久喜市にある久喜駅以外の駅においても、朝の通勤時間を中心に、路上喫煙が散見される。これまでも路上喫煙禁止区域の拡大を求めてきたが「喫煙者と非喫煙者が共存できる喫煙場所の整備など、分煙のための環境整備が必要」との趣旨での答弁が繰り返され、対策は前に進んでいない。2020年東京オリンピックを間近にひかえ、公共の喫煙所自体を撤去する自治体もある中、未だに駅前で路上喫煙が繰り返される状況は適切ではない。一刻も早く改善する必要があると考える。市の見解を伺う。

 

 

 

 

質問事項

  健康階段について

質問内容

平成2811月定例会において、健康長寿を実現するべく手軽に時間も費用もかけずに行える「ながらスポーツ」について取り上げた。埼玉県庁の階段には、登った段数に応じた消費カロリーを具体的な食品例として可視化出来るように掲示がされていることを事例として紹介し、久喜市も同様の掲示をするべきではと提案した。その際は「今後県などの取り組みを参考にし、掲示する内容や方法等の研究を行ってまいりたい」との答弁であった。
その後どのような研究が行われたのかを伺う。予算も掛からず、一工夫とちょっとした遊び心で健康増進が図られる取り組みと考える。市役所本庁舎や、各総合支所、公民館などで実施するべきと考えるがいかがか。市の見解を伺う。