マメデザインの外部オーバーフロー

縁の無い水槽につけられるけどニッソーなどの縁あり水槽には使えない製品、YouTubeやサイト検索するとちょこちょこ自作はあるけど、サイズがやたら大きかったり仕様アレンジがあって実際のこれの様にする作り方が見当たらない…


なので、作りました。


完成品が二種類


既存のタイプ【注水パイプは殺菌灯設置の都合上奥に配置】を、製品の向かって左のエアー抜きパイプを曲げて引っ掛けにしたものと


クーラー用のエーハイム流入ホース刺さってますが、引っ掛けを簡素化し、設置から稼働開始の差水をしやすくしたタイプを作りました















●制作に使用した素材はエアーの状態を目視しやすい事と美しさを加味してクボタケミカルの塩ビパイプを選定


●流量ではなく、ベンチュリーと言うエアー抜きさせる為の現象を実現させる為に、既製品の注水パイプの要求から逆算し条件算出、写真の太さバランスからバランス条件を想定し実験、失敗から口径バランスを逆算、既製品のサイズ感に近く、余計なアレンジをせずに済む設計をしました


★アレンジとして、マメオーバーフローには無い通常オーバーフローにある、三重管オーバーフロー化を実現させるため、底面の吸水力と、水面の油膜やゴミを落とし込む双方向吸水加工を施し、また、小さな魚がオーバーフローに吸い込まれる事故を防ぐ為の仕様を追加しました








これにより、ネット上にあるマメオーバーフロー制作にみる漏水事故や、それが起こらないために余計な加工をし既製品からかけ離れてゆく事を回避しました。


稼働30〜60秒程度でエアー完全排出からの落水開始、ポンプ停止後間もなく落水停止します、三重管仕様をしなければポンプ停止後15-30秒で落水停止、三重管仕様を施した場合、完全にエアー吸引するまで落水完全停止には至らないのであと30秒くらい徐々に流量停止してゆく仕組みとなります。


文面と写真の数が多い為、作り方は次回書きたいと思います、ではまた。