Holistic Beauty Life2016
9/11のワークショップのお誘い❤️
寺田本家の蔵で聴いた微生物たちのプクプクいうおしゃべり。
目には見えない微生物たちがご機嫌に弾けまくってモッコモコにになってる姿。
これは、日本人が何百年も昔から見てきた光景なんだよね。顕微鏡も無い時代、こういうの見てたら、目には見えないものへの感謝って、自然と生まれて来るよなぁと思いました。
蔵人たちは、日々、微生物のご機嫌を伺いながら1年を過ごし、彼らと力を合わせてものづくりをし素敵な味わいを作り出してくれています。
もはや、人間都合ではない、愛と祈りの世界がそこにはあって、私にとってそれはなんとも美しいものに映りました。
祈るような気持ちで菌の生育を見守り、居心地の良い場を作り、歌を聴かせて仕込み…
微生物は単純で繊細な生き物だから、そんなひとつひとつの祈りがダイレクトに通じるようで、手塩にかけられたものは、大量生産され機械で管理された物とはやっぱりどうしたって明らかに違うのです。
そんな蔵のなかでも、
常識では女人子供禁制、納豆1週間厳禁、無菌服か昔なら禊をしてからしか入れない、蔵の心臓部である麹室(製麹室)に、「どうぞどうぞ」と気軽に招き入れてくれた寺田本家。
彼らは自然界から宝物である麹菌という一種のカビを採取し培養する、とんでもなく手間のかかる技術を持っていて、その菌は玄米をも発酵させてしまうほど鍛錬されていきます。
普通、日本酒はお米の芯の甘い所しか使わないし、ましてや皮のついた玄米を発酵させるなんて…!最強にワイルドな麹ちゃんです。
だから、誰か来てもへーき。
その麹は他にも様々な物に展開されます。自然酒のみならず「ふしぎ発見」に取り上げられて以来品薄となっているお米の乳酸菌発酵飲料「マイグルト」や、今回のワークショップでご紹介する多彩な調味料まで。
発酵が、こんなにもコクや旨味を生み出すの?!旨味調味料や乳製品や卵を使わなくても、チーズやバーニャカウダなんてできちゃうんだー!って是非驚いちゃって下さい。
そして、麹菌を愛する可愛らしい五味発酵兄妹も今度の9/11ワークショップのもう一組の主役たちです。
山梨に150年続く味噌蔵を継いだ彼らは、正に微生物たちがご機嫌にプクプク増殖するかのように、多くの蔵人たちをつないで、麹の素晴らしさをたくさんの人々に伝え歩いています。
発酵界に衝撃をもたらした「こうじのうた」や「手前みそのうた」は彼らの最強コンテンツ。
その歌と踊りを見れば、麹の何たるか、味噌はどうやって作られてるのか、を子供でも理解することができます。
素晴らしい食育ソングですね。
今度のワークショップでももちろん、歌い踊ってくれます。ちなみに寺田本家の寺田 優さんと、五味醤油の五味 仁さん五味洋子さんは、こうじのうたのPVでコラボしてます。
当日ももちろん踊ってもらいます。お子様連れの方は、是非子供たちもご一緒に❤️
そして、五味醤油さんは全国でもちょっと特殊な甲州味噌という、米麹と麦麹の両方を使った味噌を作っています。山梨のソウルフード ほうとう のお味噌ですね。
麦麹はちょっと珍しく、発酵ブームの昨今ですが巷ではまだ手に入りにくいかもしれません。が、これと醤油でつくる「醤油麦麹」は、ヤバいくらいに美味しいです!
米麹で作る醤油麹とはまたちがって、麦だからこそのプチプチ感がたまらんのです。
旨味、まろやかな塩味、プチプチ食感❤️
お豆腐や、ドレッシングや、納豆などなど、色々なものに合わせられますよ。
是非、作って帰って下さいね!!
調味料を本物にするだけで、生活の質や健康度はグーンと上がります。ましてや、それを手作りできるならベストですよね。
生きている微生物とのコラボだからこそできる発酵食の世界。深いし、面白いですよー。だって、同じ原料の醤油や味噌でも、混ぜる人や熟成させる人によって、まるっきり味が違ったりするんです。
始めるのはいとも簡単です。日本が誇る蔵人さんたち(人気蔵の当主たちが集結なんてめったに無い機会!)の楽しいおしゃべりと共に、一緒に発酵生活を始めましょう!
お腹中の微生物たちが喜べば、いらんものを断捨離してセロトニンもジャンジャン出て自分もハッピー、家族もヘルシー。
さあ、この機会をお見逃しなく❤️❤️❤️
お申し込みはこちらです。