女子的にはちょっと引くかもしれ
ないけど、私には結構オタクな
部分があって、たまにこういう
本を読んだりします。
この本、凄いです。
アーヴィン・ラズロと
ジュード・カリヴァン
という二人の天才が書いた
宇宙の法則についての本です。
ラズロ氏はピアニストであり
哲学者。ノーベル物理学賞
受賞者や各界の賢人が席を
おく「ブタペストクラブ」の
会長でもあり、本人自身も
ノーベル平和賞候補。
カリヴァン氏はヒーラーで
量子物理学者で考古学者。
しかもイギリスのトップ
ビジネスパーソンとも称された
すごい経歴と頭脳の持ち主。
二人は科学とスピリチュアル
を見事に融合して、これまで
多くの科学者が解き明かしたいと
願ってきた宇宙の法則の
解明に、挑んでいます。
最先端の物理学、量子力学と
分子生物学という、
とっても小さな世界の
科学的研究が、宇宙という
果てしなく大きな世界や、
万物がもつエネルギーという
目に見えない波とつながって
いることを教えてくれます。
（でも、だいぶ難解で
読むのには苦労します）
なかでも、私が感動して
興奮したのは、科学の
最先端は人の「意識」を
一つのパワーとして厳然と
扱っているということです。
アインシュタインを
はじめとする多くの科学者が
私たちの住む世界を
ホリスティック（包括的）
なものとみなし、
コスモスには精神があることを
認めています。
たとえば、人は気付かずとも
周囲と、互いと、
生きている地球と、天体と、
宇宙と深く共鳴しています。
そうでないと生命活動は
維持できないわけですから。
すなわち、言語非言語を
通じて、生命体やこの世にある
すべてはコミュニケーションを
相互に取り合っているとも
言えます。
だからこそ、前向きな感情の
パワーは大事であり「もはや私たち
の思考や感情と肉体的な幸福
とを切り離すことはできません」
と結論しているのです。
そして、その前向きなパワーを
紡ぎだす原資は
「どんな社会に住んでいようとも
幸せをくれるのは、人との関係から
愛と支えをもらえるような意味のある
人生や、意味のある目標の追求、
ささやかな日常の喜び、そして好きな
ことに充分没頭できる時間だ」
ということになります。
最先端科学が、「意識」
という非物質的な有機的な
現象に対して、こういった
見地を示し始めたことに、
興奮を覚えます。
おそらく、この気づきは
新たな証明と好奇心を持つ
人々の意識を経て、近い
将来には共通のコンセンサス
となることでしょう。
意識の重視が始まることで、私たちが
互い同士や自然とのつながりを
取り戻し、より良い生体環境・
地球環境に互いに歩んで
いけるといいですよね。