犬坂毛野胤智役、松正美です。
ご来場くださった皆様、応援メッセージを下さった皆様、本当にありがとうございました。
ついに終わってしまった...
が正直な感想です。千秋楽泣きそうでした。
毛野と向き合い始めたのは八犬伝三回目からでしょうか。小文吾に求婚されたり、親の仇討をしたり忙しい人生です。猿も救いましたね。無事に終演を迎えられたのは、早着替え中に散らかした衣服をそっと畳んでくださったり、鏡を使いやすいように動線をあけてくださる等のサポートや、何より毛野役はあなたでしょうと信じて下さった座組の皆様がいらっしゃるからです。これを書きながら涙が止まらなくなってしまいました笑
改めまして、ありがとうございました。
今回の兼ね役も個性豊かすぎたため、脳はオーバーヒート笑
きっと、犬かきで川を渡る紀ニ六(人外)と小文吾を突き飛ばす妙真(怪力)のせいでしょう笑
パンクする前に頭の中を整理する毛野ノートを用意しました。習い事ノートみたいで懐かしかった。
話を毛野に戻します
毛野は“目的を達成するためなら手段は選ばない人”でした。何なら色気も使う。
「仁の心って何?」「殿の話聞いてた?」と突っ込みたくなる暴れっぷり。
回を重ねるたびに「罠にかかった群鳥は焼き鳥になるしかないんだよ」「(作戦の風は)私たちのものだからだ」の通称:焼き鳥シーンは楽しくて仕方なく、サイコ感が増していたのではないかと思われます。
音響さんも照明さんも台詞の度に気持ちよく切り替えて下さっていて心地よい時間でした。数千の船を焼いてますけれども。
しかも自分の手は汚さない。
友人から「サイコ」「何回皆●し言うの」と感想をもらいましたが、今回は軍師のプレッシャーもあるし、ヽ大様が傷ついてるのは心を痛めていたんですよ??(ほぼ自分のせい)
毛野の一手に背負っちゃうところも、能力でねじ伏せちゃうところも好きになりました。
またね、毛野。
音声はいつでも会えますのでこちらから是非
またお会いできる日を楽しみにしています