河津三郎祐通役を演じました、植竹です！
久しぶりのせんがわ劇場、久しぶりの詰めて座れるお座席ということで、なんだか嬉しいような恥ずかしいような緊張するようなやっぱり嬉しいような、なんとも言えない気持ちでおりました。
こうして無事に公演を終えることができたのも、本当に観て支えていただける皆様がいるからこそでございます。
劇場にお越しいただいた方もそうでない方も、皆様改めてありがとうございます！！
なんとも感慨深い気持ちになるのも、やはり今回の公演が11年ぶりの再演だったからでしょうか。
11年。
とんでもなく長い年月ですが、振り返るとあっという間のような気もします。
意外と当時のことを覚えているようで、殺陣のときも「ああそういえばこんな動きだったな・・・」と体が動く自分に驚いたりしておりました。
そして、11年で進化した舞台美術に照明。
自分たちの舞台をあんまり褒めるのもどうかと思うのですが、今回も素晴らしかった...！
今回設営から参加したのですが、どんどん出来上がっていく舞台に、ただただワクワクしておりました。
さて、今回の役者としてという話をすると、前回が工藤祐経役だったのでどちらもことのきっかけではありますが立場として逆の2人を演じる事となりました。
前回祐経をやっていたときは「いや、言うて俺悪くないし！」という気持ちでしたが、今回は「いや、一番悪くないの俺じゃない......？」というなんともモヤついた気持ちになり、みんなそれぞれの言い分と正義があるんだな・・・と改めての発見となりました。
皆様は、誰の正義に共感ができましたでしょうか？
さて、思いつくままに書いてしまいましたが、今回はこのあたりで。
また次回、劇場でお会いできますことを楽しみにしております。
ありがとうございました！！