今季最大の冒険 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
ご来場、誠にありがとうございました。
磐之媛、雌鳥を演じました松です。

今回は朗読劇ということで、オンライン稽古という遠方者にとって大変ありがたいシステム。と、喜んだのもつかの間...仕事の都合でスケジュールが確定したのが本番3日前。ギリギリまで返事を待ってくださった皆様には頭が上がりません。ゲネ間に合わなかった...本番が対面初合わせなんてことも...

皆様仰ってますが、相手が異なるので、毎回雰囲気が変わったのが面白かったです。
まずは磐之媛。彼女って何もわかっていないんだな。部分的にわかっているところがあったとしても、自分の気持ちを貫き通しそう。的な発想(勝手な解釈)から知らないという幼さ(可愛さ?)に舵を切りました。だって帝の1番で居たいんだもの!という単純で闇が深そうな人 吉田さん鷦鷯は、しっかり対応に困らせる方向に。東さん鷦鷯は、困らせる&わがまま感強めに。
雌鳥は、千野さん隼別のとき、全く視線を合わせられず...後半は諦めて反乱計画100%かつ思うようにいかなくて泣きそうになりながら殺されに行きました。一方、久保田さん隼別は「吾は雌の鳥で雌鳥」の台詞で狙いに行っています笑(成功しているかどうかはオンライン配信でご確認ください笑)反乱を見破られ、一緒にいることが叶わない辛さでその場にいられなくなり、予定より早くハケちゃう失態(台本見てないからこうなる)。おまけにマスクがちぎれちゃうハプニングも発生。ああ、これどうしようかな...と考えていたのですが、片耳がちぎれても意外と装着できました笑 日常生活でいきることのないであろう知識のおすそ分けです。

2014年公演の配役に近い回はやはり特別で、当時は客席で観ていたんだなと不思議な気持ちになりつつ聞き入ってました(磐之媛の席で)。2014年の公演もキシャyotubeで公開中のようです。7/5まで延長になったオンライン配信との違いも味わってくださいね。

このご時世でも、形をかえて同じ時間を共有できて幸せです。
皆様も、そして、吾々も元気に活動出来ますように。

それでは、また、どこかで