四面楚歌 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
どうも、左衛門督役のリオです。

終わってみると本当にあっという間でした…。
観に来てくださった方々、ありがとうございました。

少しだけ、役に関して書かせてください。
僕が演じた左衛門督、皆さんの目にはとてもいや〜な奴に見えたことでしょう。タイミングは悪いわ大君のことばっかり言うわ中君の悪口言うわ…そりゃ昇進できませんとも。笑

しかしですね、この左衛門督、あまり間違ったことを言ってないんですよ。婚儀が大事だってのにみんな中君のことばかり……父上は話通じないし…あげく大納言殿は斯様な扱いを…もう、そりゃ怒りますとも。笑

といった感じでですね、左衛門督も忸怩たる思いを持っていたんですね。冷静に見ると違うものが見えてくる、そんな物語でもあったのが 夜の寝覚 だったと思うんです。

ちなみに役作りに関してですが、過去最大に難しかったです。今まで演じた役柄はなにかと武闘派な役柄が多かったので、気をぬくと左衛門督から武士になってしまう。笑
長いことダメ出しされてました…。笑

観に来ていただいたお客様からは 嫌な役だったねえ… とか言われましたので、自分の役割は真っ当出来たんだと思います。いやー、良かった良かった。笑

あまり書きすぎると蛇足になるので、ここら辺で締めようと思います。
最後に
観に来てくれた方々、本当に、本当にありがとうございました。