こんにちは。
お久しぶりです。
安良(やすら)役をやらせていただきました、一木千洋です。
『後三年記』ご観劇ありがとうございました!!
公演を終えて、3週間ですね。
そんなに日が経っていたのか…まだついこの間のことのようです。
安良、いかがでしたか??
わたし、序盤のシーンの、久々に清衡と家衡に会うシーンが結構好きで。じつは3人が揃うのって、ここしかないんです。
「こうしていると、幼い頃に戻ったよう」と、喜んでいた安良ちゃん。
「本当にそうだったらよかったのになあ」と、思わずにいられません。
『後三年記』の後半の辛い展開思うと、観客のみなさんにも、明るく喜ばしい楽しい記憶として残るといいなあ、と思いながら一生懸命演じました。
うーん、なんだかいろいろ語ってしまいそうですが…ええい、せっかくの機会なので、いろいろ書いてみたいと思います(笑)
家衡と清衡が戦わなくてはいけなくなった、金沢柵に籠るシーンがあるのですが、安良は、「なぜ清衡と戦わなくてはいけないの!」と家衡に怒るんです。
一見すると、「清衡のことが好きだから怒ってる」ように見えるんです。
でも、そうではなくて、「あんなに仲良く過ごした兄と、あなたは戦いたいの?本心で戦ってるの??」と、家衡のことを心配しているんです…。清衡も家衡も、安良にとって、幼い頃をともに過ごした大切な存在だから。
少しでも、そんな優しい安良の気持ちが伝わっていたらな、と思います。
『後三年記』って、どのシーンを切り取ってみても
「その役らしさ」が表れていると思うんです。
だから、安良が出ているほかのシーンをみても、
「安良ってこんな一面があるんだなあ。芝居どう組み立てようかなあ」
と、いろんな安良を探りながら、役作りに取り組めました!
最後に
素敵な脚本を書いて、
魅力的な安良を演出してくれた、千野さん。
座組みを支えてくれた、主演の久保田さん。
久々に参加の私を変わらず受け入れてくれたキシャの皆様。
仲良くしてくれた客演の方々。
舞台を支えてくれているスタッフの皆様。
そして、観に来てくださった沢山のお客様!!
本当にありがとうございました!!!
●おまけ●
普段は声優として活動しています!
ぜひ、応援してくれると嬉しいです。
プロフィール→https://www.aoni.co.jp/search/ikki-chihiro.html
アメブロ→https://ameblo.jp/chihiro-ryu/