6/5 通し?流し? | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
 よしだです。気が付けば公演までもう1か月ほどになりました。あっという間ですね…と、毎回言っているような気がします(笑)。5日の稽古の様子を紹介します。

 前回の久保田君の稽古日記でも触れられていますが、6月に入り、通し稽古がメインとなっていきます。各人の出欠席の関係もあり、この日が通し稽古の初回となりました。が、この日は「流し」という名目(セリフを覚えているかや、全体の流れの確認等々に重きを置く)の通し稽古となりました。

 出席者で体をほぐした後、まずは良房、順子の藤原氏一族のシーンを確認しました。真面目なようで腹黒い良房、女子力の重い順子、お二方とも役作りがハマっており見事でした。

 その後は通し、もとい、流しに入ります。代役あり、セリフの確認ありでしたが、大きなミスもなく最後まで流すことができました。これから本番に向けて、全体のブラッシュアップを図っていくわけですが、上々なスタートが切れたのではないかと思います。これに満足せずに精進していきたいですね。

 流し終了後少し時間があったので、脚本家による、今回の台本の解説のコーナーが開催されました。「あるセリフは実際に詠んだ和歌からとっている」等、公演終了後の出演者による座談会が企画されていますので、その際のネタ提供の一助になりそうです。

 本番が迫り、芝居の方も形ができつつあります。当日足を運んでくださった方々が満足できるような作品になるよう、最後まで励んでいきたい所存ですので、是非ともよろしくお願いいたします。