1月23日 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社

ごきげんよう!

『曾我物語』で初稽古日記の母君こと、つついくみこです。
本公演では客演さんも加わり、にぎやかなメンバーで鋭意練習中でございます。


この日の稽古もはじめはみっちり殺陣の稽古から入ります。
筋トレなんて全く縁がないインドア派の代表のような私は
さりげなくゼーハーいいながら基礎練習をこなしました。

そして木刀を持って型をさらったり組み手をやったりした後は、
本日初お目見え、棒を使っての稽古にかかりました。
棒は木刀より長いので周囲の人と天井に気を遣いながらぶんぶん振り回します。
ちょっと孫悟空になったみたいで楽しかったですv


殺陣の後は1場目から順に丁寧に稽古していただきました。
私はこの日はじめて夫役の祐通と会いまして、ぎこちない夫婦だったと思います。
演出家から「この二人はこの劇での理想の夫婦像になるように」とのご指示をいただきましたので、
今後どうにか夫婦らしくなっていければと思います。


そして二人の息子たちとのシーンも練習させていただきました。

私は常日頃から「母性」というものが自分の中ですごく大事な要素だと感じています。
それもあって今公演ではこの母君という、まさに「母」そのものである役を精一杯演じてみたいと思いました。
もちろん母親になったことなどないのですが、
息子たちにたっぷり愛情を注いで、母君の母性を少しずつでも理解できるようになりたいです。


ではでは、今日はこの辺で。