中学の卒業間近のとき、友達3人で紀伊半島を反時計周りで旅行し、その時に列車を降りたのが奥津駅だった。そこからバスに乗り奈良県境の終点まで行った。そこで野宿を考えていた僕らにバスの車掌さんが「ここは野宿できるところではない。宿を紹介してあげる」と言うことで、1泊2食で3000円の旅館に泊まった。
朝起きると、旅館の目の前は真っ白で霜が降りていた。その白と目の前の穏やかな山が印象的だったので、今回和歌山に帰省した(実家はすでに売却しているが、遊び友達がいる)帰りに寄ってみることにした。
奥津駅は現在も残っていてすぐにわかったが、旅館とその前の山は分からなかった。残念!
2024年5月23日(木)撮影
奥津駅は新しくなっていた。
ローカル線がまだ活躍していた。
卒業旅行から帰ると、一人が県立高校受験に落ちていて両親からかなり怒られた(結局、今では到底入ることができない、東大生を送り出している私学に行った)。
少年時代のロマンを探す旅でした。