鳥海山 2236m 山形県 その2 | スターミルクの山旅・風景ブログ

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 鳥海山の9合目を過ぎ、最後の雪渓を渡ろうとして二つのトレースがあった。一つは横へのトラバースもう一つは頂上方向に直登している真新しいもの。後者を選んだのが間違いのもと。雪渓を登り切った時にGPSナビで確認すると正規ルートとかなり離れていたが、天気が良く岩だらけの場所でこれ以上迷うことはないと思い、そのまま頂上を目指した。鳥海山(新山)の頂上には岩が積み重なった5~6個のピークがあり、どれも同じような高さだが、一つ一つのピークは独立していて、違うピークに登ってしまうと一旦崖を伝って谷間に下りなければならず大変危険だ。そんなことで、頂上に着くまでかなりの時間ロスをしてしまった。

 下山はガスと強風の外輪山はやめて、上ってきた千蛇谷を戻ることにした。

 

2019年6月26日(水)撮影

 

違うピークから見た鳥海山(新山)のピーク。御室小屋からはこちら側のピークの下に岩の裂け目のトンネルがある。一旦崖を伝って谷間に下りた。

 

無事、鳥海山頂上に到達。

 

頂上から胎内くぐりをくぐってみる。

 

帰りは外輪山(七高山)を予定していたが、ガスも強風も収まっていないため、御室小屋に下りることにした。

 

頂上と御室小屋を結ぶルートを下った。目印はあるが、浮石も多い。

 

御室小屋、ここで大休止。

 

御室小屋からの登山道には、ミヤマキンバイの花が続いていた。

 

下りは千蛇谷分岐へのとりつきまで、アイゼンを付け雪渓を一気に下る。

 

途中、(上りは時間がかかるため避けたが)落石が多い場所をすみやかに通過。

 

千蛇谷から尾根に登る途中の休憩所は、お花と谷の展望で癒される。

 

七五三掛。ここから千蛇谷と結ぶ旧道は、使われていないようだ。

 

七五三掛から御浜まで二つほど雪渓を歩くが、雪が柔らかくなりアテゼンは付けなかった。

 

日本海が見えた。

 

御田ケ原から一ノ滝口への登山道が雪渓の先に見えていた。

 

御田ケ付近にはお花畑が広がっていた。7月に入るともっとたくさんの花が見えるだろう。

 

雪解けが進む鳥海湖。ここもドラゴンアイになるのだろうか? 周辺が華やぐのはこれから。

 

御浜小屋で小休止。

 

御浜小屋から谷を見下ろす。

 

御浜小屋から再び雪渓を下る。踏み抜きに注意!!

 

雪渓の終わりころ、鉾立山荘が見えてきた。

 

下山時の鉾立展望台より。鳥海山が見送ってくれた。

 

鉾立から車で30分程度のところに、道沿いから鳥海山を眺めることができる場所がある。この近くに日帰り入浴ができる「鶴泉荘」があり、山の汗を流した。入浴料\300(モンベル割引で\200)でボディーソープ、リンスインシャンプーあり、落ち着いた安くて良い湯だった!!

 

入浴後、コンビニで夕食弁当と飲み物を買い、早池峰山に向かった。

 

 

ご安全に!

そして良い山旅を!!

早池峰山に続く。

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