歴史の探検《 “古事記の世界”(32) 》・・・「伊邪那岐と伊邪那美7」・・・島々の生成4 | 季節の旅人のブログ

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<「伊邪那岐と伊邪那美7」・・・島々の生成4 >

 

古事記」の「島々の生成」を続けます・・・要約すると・・・

 最初に、「淡道之穂之狭別島」(淡路島)が生まれましたが、その後も「島産み」が続きます。

   ・「伊予之二名島」(四国)・・・身一つで四面の顔あり

      ・愛比売 : 伊予の国

      ・飯依比古 : 讃岐の国

      ・大宣都比売 : 粟の国

      ・建依別 : 土佐の国

   ・「隠伎之三子島」(隠岐の島)・・・またの名を「天之忍許呂別」

   ・「筑紫之島」(九州)・・・身一つで四面の顔あり

      ・白日別 : 筑紫の国(筑前、筑後)

      ・豊日別 : 豊の国(豊前、豊後)

      ・建日向日豊久士比泥売 : 肥の国(肥前、肥後)

      ・建日別 : 熊曾の国(肥後南部)

   ・「壱岐之島」(壱岐島) ・・・またの名を「天比登都柱」

   ・「津島」(対馬島) ・・・またの名を「天之狭手依比売」

   ・「佐渡之島」(佐渡ヶ島)

   ・「大倭豊秋津島」(本州) ・・・またの名を「天つ御虚空豊秋津根別」

 

これまでの「島産み」で生まれた八つの島を「大八島国」という

                                                          (「武田祐吉訳 古事記」より )

      《「島々の形成」》

           (「神社本庁」のパンフレットより)

 

 

【 「季節の旅人」の“探検日誌” 】

 最初の「日本」の形は「大八島国」だったようですね。しかし、幾分、「古事記」が書かれた「奈良時代」の知識に基づいているように思えてならないです。

 「神様」ならもっと活動範囲が広いはず・・・「古事記」は「人間の知識範囲」のフィルターがかかって書かれたものと考えられるけど・・・いかがなものだろうか?

 

 

( 注記 )

 ※「浅学」のため、「間違い」や、「ピント外れ」が多いかと思いますが、温かい目で、この「探検記」をお見守り下さい・・・「間違い」は都度修正していきますが、興味のある方は、自分で専門書物を調べて下さいね。[出典:「角川文庫 古事記」「武田祐吉訳 古事記」ウィキペディア、ニッポニカなど]

 

        ・・・次回は「伊邪那岐と伊邪那美8・・・島々の生成5」