<「伊邪那岐と伊邪那美7」・・・島々の生成4 >
「古事記」の「島々の生成」を続けます・・・要約すると・・・
最初に、「淡道之穂之狭別島」(淡路島)が生まれましたが、その後も「島産み」が続きます。
・「伊予之二名島」(四国)・・・身一つで四面の顔あり
・愛比売 : 伊予の国
・飯依比古 : 讃岐の国
・大宣都比売 : 粟の国
・建依別 : 土佐の国
・「隠伎之三子島」(隠岐の島)・・・またの名を「天之忍許呂別」
・「筑紫之島」(九州)・・・身一つで四面の顔あり
・白日別 : 筑紫の国(筑前、筑後)
・豊日別 : 豊の国(豊前、豊後)
・建日向日豊久士比泥売 : 肥の国(肥前、肥後)
・建日別 : 熊曾の国(肥後南部)
・「壱岐之島」(壱岐島) ・・・またの名を「天比登都柱」
・「津島」(対馬島) ・・・またの名を「天之狭手依比売」
・「佐渡之島」(佐渡ヶ島)
・「大倭豊秋津島」(本州) ・・・またの名を「天つ御虚空豊秋津根別」
これまでの「島産み」で生まれた八つの島を「大八島国」という
(「武田祐吉訳 古事記」より )
《「島々の形成」》
(「神社本庁」のパンフレットより)
【 「季節の旅人」の“探検日誌” 】
最初の「日本」の形は「大八島国」だったようですね。しかし、幾分、「古事記」が書かれた「奈良時代」の知識に基づいているように思えてならないです。
「神様」ならもっと活動範囲が広いはず・・・「古事記」は「人間の知識範囲」のフィルターがかかって書かれたものと考えられるけど・・・いかがなものだろうか?
( 注記 )
※「浅学」のため、「間違い」や、「ピント外れ」が多いかと思いますが、温かい目で、この「探検記」をお見守り下さい・・・「間違い」は都度修正していきますが、興味のある方は、自分で専門書物を調べて下さいね。[出典:「角川文庫 古事記」「武田祐吉訳 古事記」ウィキペディア、ニッポニカなど]
・・・次回は「伊邪那岐と伊邪那美8・・・島々の生成5」