春の花“コブシ” | 季節の旅人のブログ

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寒さに向かい防寒をしながら、一歩一歩前へ

コブシ街道の“コブシの花”

 
 「桜の花」が咲く前、「ハクモクレン」「モクレン」「シデコブシ」が咲き誇った後は、やはり、“コブシの花”でしょうかね。
 公園や家々の庭の“コブシの木”にも、まばらに花をつけ始めています・・・満開に向かってばく進中のようですね・・・しかし、「季節の旅人」としては、美濃に、「コブシ街道」があるので、そこの“コブシの花”を紹介しなければなりません。
 
 この「コブシ街道」は美濃地方では、少し北にあるので、気温は幾分低め。だから、その気温を考慮しながら、満開を予測する必要があるわけですが、いつも外れます。
 今年も、一度訪れたのですが、ほとんど花がない状態でした・・・そして、「ハクモクレンの花」が散り始めた今、もうそろそろではと再度言ってみましたよ・・・『うーん、まだか・・・。』・・・しかし、この街道の日のよく当たる所に、1本だけ満開のものがありました・・・『なかなか、いい!』
 
 “コブシ”は、キョウチクトウ科で、原産地は日本、朝鮮半島。3月中旬頃に葉が出てくる前に、6枚の花びらをもった大きくて白い花をたくさん咲かせる。

 日本では“辛夷”と書いて“コブシ”と読む。中国ではモクレン属のつぼみを乾燥させたものを「辛夷(しんい)」と呼び、薬用にしていた。日本にはモクレンがなかったので、代用として、“コブシ”のつぼみを使ったことから、「辛夷」は“コブシ”のことを指すようになった。学名は“Magnolia kobus(マグノリア コブス)”だが、その種名「コブス」は日本での呼び名“コブシ”をそのまま用いたと思われるとのことです。

 

      山垣の 雲ひらきつつ 辛夷かな  (電子手帳 飴山 寛)

 
 
                                                         ・・・山里の、「暖かい春」を見た!




    《「コブシ街道」の道路脇に咲く“コブシの花”》

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        《 梢いっぱいに花をつける“コブシの木”》

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        《 山里に咲く“コブシの花”》

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    《「暖かい春」を見つけた!》

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