実家の近くには、私のお気に入りの
老舗和菓子屋さんがあります。


本当に何を食べてもいつ食べても美味しいのです。
その中でも特に好きなのは道明寺と酒まんじゅう、
それからその場で焼いてくれる焼き団子🍡


ここのを食べてしまうと、デパートの
和菓子屋さんのが見劣りしてしまうぐらい
なんです。見かけは豪華ではないですが、
手作りの素朴な美味しさがあるんですよね。




私のイチオシの道明寺と酒まんじゅう




ここの酒まんじゅうは、あんこもさること
ながら、皮がとても美味しいのです。
酒粕のようなまたは、甘酒のような発酵した
香りが仄かにして、その香りも大好きです。




そんな和菓子屋さんに3月頃から異変が…



昼頃に行っても、午前中に行っても
あるいは曜日を変えても
店頭に商品が全然並んでいないのです。


あるものと言えばほんのちょっとの
酒まんじゅう。それも数個置いてあるぐらい
なのです。



少し前までは、色々と並んでいて
賑わっていたのにとても寂しい店頭の雰囲気。


いつもはだいたい大旦那さんと若旦那さん
が2人でお店に居るのですが、
その日は若旦那さんだけが店にいました。


私「あの、道明寺はもうやらないのですか?」


若旦那さん「そうですね、もう道明寺は
作らないです。」


私「あそうですか〜。では茶まんじゅうは
明日はありますか?」


若旦那さん「いや〜、茶まんじゅうも
やらないですねー。酒まんじゅうと焼き団子
と〜、う〜ん……」


などとなんだか歯切れの悪い返事



今までこんな事なかったので何かおかしい
なぁと思いつつ、まっ次回また行ってみよう
と思い店を後にしました。



これが3月の出来事で、いよいよ今回
1ヶ月ぶりでまた行ってみました。
いつも通りのお店になっているといいなぁと
思いながらお店を覗きました。


すると



今度は若旦那さんもいません。
店の中で忙しくしていたのは女性の店員2人と
あとは大旦那さんの奥さんと思しきお年の
女性の3人がいました。



私は耐えかねて、女将さんと思しき女性に
「あの〜最近、男性の方たちの姿が見えない
ですが、どうかされたのでしょうか?」


女将さん
「主人(大旦那さん)は3月に亡くなりました。
今は息子(若旦那さん)全部1人で作っている
ので店の方には出て来ないのですよ。」



大旦那さん、少し前まであんなに元気にお店で
団子を焼いてくれたりしていたのに、、、
突然のことでびっくりしました。


もう大旦那さんが作ったあの道明寺は
食べれないのだなぁ…


女将さんもお店もとても寂しそうでした。


これからは若旦那さん、お一人で作ることに
なるようですが、無理せずまたあの味の和菓子が
店頭に並んで欲しいなぁと思いました。




実はこの和菓子屋さん以外にも、
私が好きだった老舗洋食屋さんがあるの
ですが、そちらのお店もしばらくお店を閉めて
しまっていました。


あとから知ったのですが、数年前に
店長さんが病気になり、その後その娘さんも
具合が悪くなり店を閉めていたそうです。


それから可哀想なことに、その娘さん
まだ40代という若さでこの世を去ったのでした。


最近、その娘さんの息子さんが他の従業員に
助けてもらいながら
お店をがんばって始めたそうです。


初々しく、そして一生懸命にお店の掃除を
している姿が印象的でした。




この3年間、身近なところで元気だった方が
突然亡くなるということがとても多かった
ように思います。


私の親戚の中でも働き盛りの男性や
20代の男性が亡くなりました。
しかも今まで何も基礎疾患などがなかった方
たちがなのです。


そのほかにも私の知り合いや職場の人
宅配の業者さんを見ても突然具合が悪くなる
方が多かったです。あと芸能界でもスポーツ界
でもニュースキャスターもそうでしたよね。



もちろん人はいつも病気になりますし
突然何らかの理由があって亡くなることも
あります。


しかし、


ここ数年間の死亡者数は異常です。
それは超過死亡者数に現れていますね。
広島原爆の2倍とか戦後最大の超過死亡者数
とも言われていますよね。


ですからこの数年間でいままでとは違う
「何があったのだろうか?」
と考えなければならないと思います。