前回は積雪量日本一の駅のお話をしました。




この話をしていたら私が数年前に経験した

人生最大の大雪のことを思い出しました。




私が経験したのは2Mなので、栄村の

7M85cmに比べれば大したこと無いと

思われるかもしれません。





ところがどっこい!!




この2Mというのは、一晩での話なのです。

たったの一晩、数時間のうちに、です。







この日は夕方からただならぬ強さで雪が

降り始め、雪かきしてもしてもどんどん

積もっていきました。30cmぐらいの雪かきを

何度やったことでしょう。



その後も弱まるどころが、いよいよ激しさを

増していき夜通し雪は降り続いたのでした。




そして迎えた朝…




玄関を開けるとそこは、、、

もはや雪の壁になっていました。






私の目線よりも上まで雪が積もっています。

デッキ側の窓のカーテンを開けてみると、

これまた驚愕しました。



デッキに積もった雪が窓ガラスに迫って

来ていて、雪の圧力で窓ガラスが割れるのでは

ないかという恐怖すら感じるほどでしたガーン



ミシミシ、ミシミシ、という音が

今にも聞こえてきそうです。



私は窓ガラスもさることながら

この大量の雪の重みに耐えているデッキも

可哀想になり、雪下ろしをすることに。



外出出来なくて暇だったこともあり

スポーツ感覚で毎日やり、3日間かかって

ほぼ雪下ろしが完了。



恐らくあの量からして、軽く1トン以上は

雪下ろしをしたと思います。

おかけでいい汗かきましたよ。




結局丸々三日間もの間、

このエリアの人は自宅に閉じ込められていました。

というのも道路には2mの雪が積もっているので

歩くのも無理なわけです。

 


家の前の道路から本道までの除雪が

されたのは大雪から三日後でした。




しかし、私は途中で食糧長達に行きたくなり

そこで考えたのがコレ



*画像はネットより


 

そうだ!

スキーを履いてスーパーまで行こう電球キラキラ




パウダー用の太い板を取り出してきて

2Mの雪の上に立ち、板を履き、それで

ヨイショ、ヨイショと雪の上をラッセルで

進んでいくのです、リュックを背負って。




道すがら雪かきをしている近所の人と

目が合って「こんにちは♪」



こちらは2Mの雪の上に立っているので

人を見下ろす位置です。なんかいたずらっ子

になった気分(笑)



近所の人

「えー!?こんな雪の中どちらまで?」



「ちょっとそこまでスーパーに行ってきます」



近所の人

「こんな雪が積もっていなければ、

私が車を出してあげるんだけど…

気を付けていってらっしゃい」




本道に出ると既に除雪車が来たらしく

雪かきがされていたので、スキーの本領発揮です。

こっからは早いです、スィースィーと漕いで

あっという間にスーパーに到着🎵



途中、すれ違う車の人たちからは

奇異な目で見られましたが

そんなことは気にしていられませんぶー



こういう大雪のときってスキーとか

スノーシューがあると便利だなぁと

思いました。




後から知ったのですが、この時の大雪で

残念ながら亡くなった方達が何人かいました。




大雪の直後、仕事に向かおうとしていたり

あるいは大雪の最中、自宅に帰ろうとしたり

して、立ち往生して亡くなられた方



または屋根からの雪が落ちてきて

それが運悪く当たってしまい…などなど

あの時の雪はかなりの災害になりました。




あまりにも悪天候のときなどは

安全第一で仕事は潔く休む!というのも

大切だなぁと個人的に感じています



命よりも大切な仕事や会社などというのは

ありませんからねほっこり



みなさんも大雪の経験したこと

ありますか?雪だるま