夢には
人間の心の中に眠っている
あるいは隠れたり抑えられたりしている
色々な気持ちが
正直にあらわれるものだ

そして、
夢はそれを驚くほど自由奔放な形で
見事に表現してくれる

私はこの映画で、
この夢というものに
挑戦してみたいのです


これは黒澤明監督が自分の夢を基に撮った
8話からなるオムニバス映画『夢』について
語った言葉です。


とても印象的な言葉に感じましたね…おすましペガサス


今回私が訪れたのが、最終章「水車のある村」
のロケ地として使われた大王わさび農場です。



長野県安曇野市は観光地として有名ですが、

この大王わさび農場は人気のスポットの一つ



こちらが、物語のモチーフになった水車です。



そおっと近づいてみました…



反対側からも覗き込んでみたり…



なんて美しく幻想的なのでしょう…




水車というのは、見ていて飽きないのは

なぜなんでしょうか…




まさにここ、ふたつの川の合流地点が

ロケ地になっています




奥が一般河川万水川(よろずいがわ)で、

手前が湧水100%の蓼川(たでがわ)です



湧水100%の蓼川はやはり美しいです。

私、湧水って好きなんですよね。前回、湧水を

訪れたのは静岡県の三島でした。こういう水が

こんこんと湧き出ているような場所で生活するの

が、私にとっての夢ですねぇ〜おすましスワン


カヌーで川下りをしている人の姿も。
左端にチラッと水色っぽい物体が見えますか?
あれです!


いいなぁ〜
私もいつかカヌーやってみたいなぁ〜



🛶🌤🛶☀️🛶


ワサビ田を目指して、もう少し奥に歩いて
行ってみましょう。



穴が開いている木、みっけ♪

クワガタがいるかなぁと思って、覗いてみました。

いませんでした…



「夢のかけ橋」

ステキな名前の橋グリーンハーツ




夢のかけ橋を渡ってワサビの世界へ

右手にも…



左手にも広大なワサビ田が広がっています



下から見ると、ワサビがたくさん!

右手にヨモギがあるのにご注目ビックリマーク

なんでだか分かる人〜



答えは虫除けです電球

すごいですねー、自然の虫コナーズ



湧水の恵でスクスクと育つワサビたち

美味しいワサビになるべくしてなった

のですねー気づき



良く見ると湧水がワサビ田の方へ、

滲み出るシステムになっていました



なんと、1日12万トンの湧水!ガーン


北アルプスにひひと降り注いだ雪が、

ゆっくり解けて湧水に…



どれぐらいの年月をかけて、ここまで

たどり着いたのでしょうか?なにか

ロマンを感じます。




よく見ると鯉のほかにも魚の姿が

ニジマスですね



私は、展望よりも梅の木に"たわわ"になっている

梅の実が気になって仕方ありませんでした(笑)




農園内を歩いていたら、だいぶ暑くなって

きました。涼を求めて休憩。

あのレストランは行列だったからパスねあせる




風鈴が涼しげなカフェ

かき氷もやっているようですよ



でも、私はやっぱり



本わさびソフトクリーム〜

少しピリッとしていてヒンヤリ美味しいーグリーンハーツ




🎐🍧🎐🍨🎐


実は私、ここが映画のロケ地だと知っていて行ったわけじゃないんですよ。行ったら「ロケ地だった」んですねー。どおりで皆さん、水車の周りで写真を撮りまくっていたわけです。



この「夢」水車のある村という映画も、私はまだ観たことがありません。ロケ地に来たことで、断然興味が湧いてきたので、いつか観てみようと思います。



Youtubeでハイライトの「葬式行進」の場面を観ましたが、とにかく妖しく美しい。なんだか自分の世界観が変わりそうな映画ですね。ちゃんと観たらまたブログに感想を書いてみようかしら…



今回、映画のロケ地「大王わさび農園」
を訪れてみて、ロケ地として選ばれるのが
納得の美しい場所でした。


でも私は、心が洗われるような風景もさること
ながら、冒頭で書いた監督のこの言葉がとても
心に残りました





みなさんは最近、どんな夢をみましたか?


夢の中には、もしかしたら本人さえも気が付いていない気持ちが正直に現れるのかもしれませんね。


そんな事を考えながら、この幻想的な
水車のある村を後にしましたおすましスワン