★ストサカ体験会。 | 海外へサッカーで冒険を目指す少年とそれとは違う野望を持つただのオッサンの話

ストリートサッカーを日本へ


この言葉を使い始めたのは、シドウをスタートさせた20年前くらいかもしれない。

それから色んな事を試行錯誤した。


ストリートサッカーとは、路上や公園、空き地でその日集まった子供から大人までがチームとなり、サッカーの試合をすること。


なぜ?

ストリートサッカーを日本へなのか?



試合会場に足を運んで試合を見る。

ユニフォームが10人同じで、もう片方のチームも10人同じでそれぞれGKのユニフォームを着てる選手達がいる。


このユニフォームが全員同じユニフォームを着てたら見分けるのに大変だと思う。


でも世界で凄いと言われている選手達は、圧倒的な凄みを持ってる。きっとユニフォームが同じでも目立ってしまう。


こんな選手を育てたい!

と思って始めた仕事。

まだまだ、模索して、毎日のように考える。


今は小学校のチームもシドウするようになり、時間は圧倒的に無くなった。けど、ストサカ体験会という月に2回ある日は無くさない。


この日だけは、誰でも参加が無料でできる日。

スクール生が1人でも多くのサッカー選手と一緒にサッカーができる日。


僕が5年半住んでいたブラジルではストリートサッカーはどこにでもあるもので、その辺の道路で行われている。

車通りが少ないとサンダルを2個置いてゴールを作り、子供から大人までがチームに分かれて試合を行う。

遊びなのにマジになり、喧嘩も日常茶飯事で、本気の遊びって言葉がピッタリな空間が出来上がる。


このストリートサッカーで育った選手はどう育つのか?

プロのサッカー選手にも多くいますが今回はビデオが送られてきた、ストリートサッカーをしてきた11歳のウルグアイ人と13歳のブラジル人の映像を見た時の話をします。


彼らはトレーニングに参加したばかりで試合には出たことがない状態で初の試合に出た時の映像。


【適応能力】


これがずば抜けていると感じた。

ウルグアイ人の子は前半は左サイドバックで後半はFW。

ブラジル人の子は前半がインテリオールで後半がCB。(身長は142cm)


が試合では、圧倒的な技術で相手を制圧。

なぜ?

戦術を教わってない、初の試合で適応できたのか?


ブラジル人指導者はいう。

『個人の戦術が理解できていれば、チーム戦術への適応は驚くほど早い』


チーム戦術が先だと数秒、数分単位で流れの変わるfootballでは適応が難しい。幅がない選手に育つ恐れがある。



これはプロサッカーチームの寮で遊びで行われたストリートサッカー。


狭くても遊べる選手は広ければ止めることは困難。


もちろんこれだけでは不十分だが、少しでも子供達が子供達だけで成長できる場を与えたい。


まだスタートしたばかり、来年の春にはもっと形にしたい。今から色んな準備を始める。


概要はホームページの方でも掲載してます。


esperancaホームページ