スーパーキッズはなぜ消える? | 海外へサッカーで冒険を目指す少年とそれとは違う野望を持つただのオッサンの話
以前からの疑問。
スーパーキッズと言われてる子達が大きくなって活躍する事は意外と少ない。
そんな気がする。
もちろん、活躍する場合もある。
久保建英選手のような、中井卓大選手のように。

私の見解では、
技術を試合に落とし込めているのか?
これが1つの要因のように思える。
数字、秒数、回数という事にとらわれてしまって、例えばリフティングも回数に固執してしまうと試合への落とし込みは中々、難しい。

リフティングはあくまでもリフティングに過ぎない。
何のためにリフティングをトレーニングするのか?
ここが落とし込めてないと試合には表現されない。

そもそも今のサッカーは無駄な事は評価されない。風潮がある。
ドリブルも秒数よりは、試合のどの部分のどんな場面で使うのか?
を落とし込めてなければ何の意味もない。
そこで1つ大切なのが、監督やコーチが教えるのではなく、自分がどのポジションで試合に出てどんな状況で使うドリブルなのか?
ここを大切にしてると試合で、場面で必ず出てくる。

ボールを触ることが上手なスーパーキッズが流行るのは日本だけのように思う。
ブラジルではリフティング1000回…全く評価されない。リフティングの上手さは評価されると思うが…サッカーが上手いとはならない。

だからこそ、サッカーの理解度の高いスーパーキッズ。が理想的なのかもしれない。
そもそも、スーパーキッズ…この言葉無くした方がいい。みんな夢を持ったキッズでいいと思う。

愚息に対してもたくさんのメッセージをいただくが本当に普通の子。私自身も愚息に対してスーパーキッズという認識は全くない。

良くないとよく書くが、本当に思ってるし、良くなるには何が必要なのか?を1人ではなく、愚息と話す作業を大切にしてる。




スーパーキッズという言葉よりも、

感がいいなぁ〜
センス[タイミング]がいいなぁ〜
観えてるなぁ〜
知ってるなぁ〜

という言葉の方が好きだなぁ。
正直、2年生が6年生と試合をすることも凄いとかそういうことではなく、3年先を生きるという基準で話をするとまだまだで本来、夢に近づくために2年生が6年生の試合に出て大活躍をしなければならない…

と考えると本当にまだまだだと感じる。と同時に何してこうか?ということを大切に悩むことができる。

ちなみに動画も凄いとか凄くないとかではなく、試合前に見直す、モチベーションアップ、というただの動く日記に過ぎない。

やることは尽きない。
学びにしていこう。