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「30代から叶える!愛され婚への決断レシピ」
愛され婚コンダクター 安藤昌美です。

 

 

 

 

前回の記事、
人妻ちえみちゃんが合コンにあけくれた本当の理由」の
続きです。



まずは
前回までのあらすじ。


主要登場人物は、

ちえみちゃん(34歳)

・M商事に派遣社員として勤務
・ふんわりした巻き髪と数々のブランドものが
 バブルの香りを残す。
・国際協力会社の男性と婚約中


私が婚活を始めてすぐ、
社会人サークルを通じて出会った
ちえみちゃん。

本当は
商社マンの赴任妻になりたかった彼女は、
婚約しても、その座をあきらめきれず、
合コンを繰り返していました。


ちえみちゃんにとって私は、
男性をかっさらう力量はないと思われたのだろう。

いつしか彼女の合コンの
スタメンになっていくのである。






そんなある日、
ちえみちゃんから
婚約者との新居へ招かれた。

新居のリビングでくつろいでいるとき、
私はちえみちゃんから
ある告白を受けるのだった・・・。





(あらすじ、ここまで)



「ねえ、まさちゃん・・・」


ふと顔をあげ、
ちえみちゃんが、つぶやいた。



「私ね・・」



その隣では、ついさっき、
ちえみちゃんのエルメスのバッグに
おしっこをかけたチワワが、
また嬉しそうにジャレついている。



そして、
ちえみちゃんは、おごそかに
ある言葉を口にした。



「彼に抱かれたこと、
 まだ1回しかないの・・・」

 

 

 

出会って半年の彼と婚約。
その間、彼に抱かれたのは1回・・・・


そしてさらに彼女は、
シャツの袖をたくしあげ、
腕に残る「あるもの」を見せてくれた。



アザ。




殴られたようなアザ。
つまり、DV。

ちえみちゃんは
カールした髪をかきあげながら、
明るくこう言った。


「彼はわるくないの。
私が怒らせちゃったから。
結婚したら変わるかもしれないし・・」



ちえみちゃんが
彼と結婚する理由が
さっぱりわからなかった。
伝えるべき言葉も、もっていなかった。

 





それから3か月後、
ちえみちゃんは、
イタリアのフィレンチェの教会で、
予定どおり彼と挙式した。



後日、
私に届いた一枚のはがきには、
ウエディング姿で微笑む
ちえみちゃんがいた。

ちえみちゃん、良かったね、
きっとしあわせなんだね・・。

合コンという「絆」を失った私たちは、
その後、会うことはなくなった。






今は思う。
あのとき、
ちえみちゃんは
「結婚」を叶えたかったのだ。

「彼との結婚」でも、
「彼と生きていく未来」でもなく。

ちえみちゃんの理想と憧れの「結婚の形」を
だれかに叶えてほしかったのだ。
それがあの彼だったのだ。






挙式からしばらくして、
ちえみちゃんは、
国際会社に勤めるご主人について
フィリピンへと赴任していった。



もうこれで
ちえみちゃんに会うことはないだろう、
そう思っていた。



ある日、
ちえみちゃんがフィリピンに旅立って半年後、
私の電話がある着信を告げた。


「ちえみちゃん」だ。



次回へつづく。



 


皆さま
いつからでも、いくつからでも
「決めた」瞬間から人生は動く。

 





今日のブログはここまで。
皆さま、おいそがしいなか、
最後までお読みくださりありがとうございます。



心からの感謝をこめて。

安藤昌美

 

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