あらちゃんのしかけ1〜4の
続きです。
2021年6月のはじめ、
あらちゃんのメッセージをつたえてくれたゆきさんから
ある日
メッセージをいただいた。
ともみんと同じように5月に
天使ママになった方がいて、
あなたのところに赤ちゃんが来たのは
こんな素敵な月なんだよー
と伝えたくなり、
神さま暦の5月のページの写真を送った。
その方は
過去にメジャーデビューしていた歌手で
神さま暦みて、
「また曲つくりたいなあ」って
言っていたということ、
そして、
その方とともみんとつながったらいいなって
いう個人的な気持ちがあるってことを
ゆきさんは教えてくれた。
そのときは
「そーなんだー」くらいのふわっとした気持ちだった。
でも、
その方のYOUTUBE を教えてもらって
聴いて
なぜか涙があふれたんだ。
あ、なんかあるかも。
と思った。
でも
期待しない。
期待しない。
期待しない。
そう言い聞かせている自分をみつけた。
本当は心の中にかすかな期待があった。
あったから
「期待しない」と言い聞かせたんだ。
「音楽・・・うた・・・歌手・・・」
わたしの扉、ひらくかも・・・
と。
・・・・・
わたしの人生に「歌」はなかった。
「音楽」もなかった。
音楽に対する抵抗がめちゃくちゃ大きくて
聴くことも
歌うことも
奏でることも
「しない」と決めていた。
いつからそうなったのかは
わからないけれど、
年々頑なになっていて、
中学の頃には確実で・・・
友達と遊ぶにも「カラオケ」だけは断固拒否した。
CDもアルバムも買ったことはない。
歌うのは音楽の授業のときだけ。
わたしは音楽がニガテだし、嫌い。
音楽の何がいいのか
さっぱり不明ー
と思っていた。
不自然なほどだったと思う。
子供と童謡を歌うのも嫌だった。
誕生日の時、
ハッピーバースデーを歌うのも嫌だった。
でも、
本当は
歌いたかったんだと思う。
音楽に触れたかったんじゃないかと思う。
音のある世界で
生きたいきもちー
あったと思う。
それに気づいたのが2021年の年明け。
気づいたものの、
どうしていいか
なにからどう手をつけていいのか。
何重にも頑丈に何かで囲われていて
何重にも鍵がかけられていて
どこにあるのかさえみえない
「音楽」への入り口。
あける手立てはあるのか?
あけたいけれど・・・
何も思い浮かばず半年が過ぎようとしていた頃に
ゆきさんからメッセージをもらったのだった。
期待しないー
と言い聞かせていたけれど
そんなことする必要もなく、
かよちゃんから
メッセージが届いた。
つづく