ここからのつづき。
あらちゃんが去ったあと絵を描いた。
「これがわたしの生きる道!」
なんて鼻息荒く思った。
でもうまくいかなかった。
何かが違う。
わたしには何ができるんだろう?
あらちゃんの願いを
生きた証を
そしてうけとったものを
かたちにしていきたい。
でもどうやって??
「絵本だ!!」と思った日もあった。
2020年10月。
何ができるか?
何をすればいいのか?わからなくて
自分の殻にこもった。
あらちゃんが言う
「おかあさんはすごいんだから。
自信もってよ」
この言葉を受け止めようと思った。
信じようと思ったし、
信じたかった。
自分はダメなんかじゃないかも・・・
と思いたかったんだ。
自分を知り、
自分を癒す。
自分を知り、
自分を癒す。
あらちゃんのことだけでなく、
これまでの37年でガマンしたり、
ないことにして抑えてきたものを解放する。
そして、
自分で自分につくってきた枠に気付き、
出てもいいよーってゆるすこと…
そんなことを
ひたすらやったつもりだった。
ただ、
このときは
癒しや解放まではたどりつけなかったんだと
1年後の今、は思う。
当時の自分は。。。やっているつもりだったんだけどw
けれど、
どんな過去が自分にあり、
どんな風な枠が自分にあるのか。
それをみようとしたことは
大進歩だったんだ。
見たくなかった過去に目を向け、
傷ついた自分をみつけ、
それによって
自分の中にあいた穴が
少しふさがった感覚がしたの。
「自分を満たす」タンクにあいた穴。
ざるみたいなタンク。
これの穴をみつけた。
穴をすこしふさいだ。
それが、2020年の秋だった。
自分の中のひかりをみつけ、
元気が出てきた。
元気になって
また活動を再開した。
あらちゃんからのおてがみというストーリーを
公表してみたり、
「名前」について発信していくことが
あらちゃんを生かしていくような感覚になり
とてもうれしくなった。
どんどん動いた。
あらちゃんと一緒に生きている。
あらちゃんを生かせている!
あらちゃんの存在を形にできているー
そう思えると
生きていていいーと
自分に許可出せるような感覚だった。
わたしにも生きる価値があると思えると
力が湧いた。
絵を描いた時のように・・・。
「ありのままのお母さんがすばらしい」
という言葉の意味はー
わかったつもりになっていた。
ただ
やっぱり、
まだ
「自分を満たす」の意味はわからないままだった。
まだ掴み取れていないことは気がかりでもあったけど
だけど、まあいっか!と思えるくらい
元気になり、
動いた。
名前の中には
「ありのままの自分」のヒントがある・・・
あらちゃんからのおてがみをもとに
セッションを通して
なまえのことを伝えていった。
「ありのままの自分がすばらしい」と
名前を通して伝えていった。
いろんな人のこころにひかりが射す瞬間をみるのが
とてもうれしくて感動だった。
「ありのままの自分がすばらしい」を体感できるコミュニティを作った。
いろんな人が力を取り戻し、
元気になっていくのをみて
あらちゃんすごいな。
ありがとう!!
と思った。
あらちゃんの思いを形にできている気がして
とてもうれしかった。
だけど、数ヶ月たつと
やっぱり
失速した。
次行動するパワーがわいてこなくなった。
何かが足りない。
これもちがったの??
と思った。
つづく