前回からのつづき
2020年3月 あらちゃんからもらったメッセージ。
「お母さんのままでいいんだよ
それがわかったでしょう?
ありのままのあなたがどんなにすばらしいか・・・。
おかあさんは広く役立つ人になっていくー
心に愛をしっかり受け取り、
満タンにした上でー
というメッセージの意味、
言葉の意味はわかる。
それがどういう感覚なのか??
まったくイメージがつかなかった。
「自分を満たす」という概念さえなかったから。
感覚的にまったくわからなかったんだ。
「ありのままでいい」というメッセージに
あらちゃんからの大きな愛を感じ
安堵した。
涙が止まらなかった。
だけど
「自分を満たしたうえで」という言葉がひっかかる。
どういうことだろう。
一番ニガテなこと・・・
と直感的に感じ、
ずっと重く自分の中に
抱えるような感覚だった。
自分を満たすってなんだろう。
それをして何の意味があるんだろう。
1ヶ月後の
2020年4月のおわりに友達が言ってくれた。
「ともみん、じぶんがやりたいなって思うだけの意味のないことやってみなよ」
と。
「自分がやりたいだけのこと。
誰の役にも立たないことで、
何の意味もないことでやりたいこと」
なんて考えたこともなかった。
でも、
ふわっとうかんだ。
びっくりした。
「まるだけで絵を描いてみたい」
意味もなく
絵を描くことにした。
勇気を出して
100均でボードを買った。
コピー用紙でもなく、らくがきちょうでもなく、
1枚の絵だけのためにボードを買った。
(こんなことにも勇気がいったんだ)
時間を使い
お金を使い、
労力を使う。
描いたって何にもならない。
ただの絵を描いた。
こどものお絵かきの
グレードアップバージョン
できた絵に感動した・・・
うれしい。。。
たのしい。。。
それだけだったけど
すごくうれしかった。たのしい!!
きもちいい!!
いっぱい味わった。
それ以上のことは何も考えなかった。
「描きたいから描いた」
だった。
・・・・・・・・・・
今、振り返ってみると、
これが
「自分を満たす」
ということだったのかもしれない。
でも
そのときのわたしは
そんな風にはとらえなかった。
つづく