◇ふり回すも、ふり回されるも自分次第◇ | 晴れときどき事務、ところにより整理収納コンサルタント by 永井 かおり

晴れときどき事務、ところにより整理収納コンサルタント by 永井 かおり

整理収納コンサルタントな事務員が出会う日々の片づけ&改善ゴトを徒然と書いています。

一汁一菜の食養生活も4年目になりました。

信条は、食と片づけで日本を底辺から変えていくこと。

朝9時頃、今日の10時に約束をしていた人から、

 



「今日せっかくお休みを取っていてただいているのに、相手先から急に都合が悪くなりましたという連絡が今ありました。本当に申し訳ありません」






と連絡が入りました。






上の階からの水もれが起こり、わたしは先月末と今日で、2度のお休みを取っていました。




1度目は、半休して業者の調査に付き添い、



今日はその時不在だった上階の人の協力で水を流してもらって、水もれの原因を探って、そのまま工事へという流れでした。




上階の人の都合のつく日を聞いて、今日お休みを取ることにし、





うち、上の階の人、設備工事会社、仲介者の四者が集まって、せーので実行するはずが…




今から仕事へ行くとしたら、フレックスはきびしいから午前半休か。



…午後出勤の道、暑いんだよなあ…

 



上司に半休で午後出の電話をかけるシユミレーションを考えていると、





電話の向こうで、申し訳なさそうな声の担当者が、今後はこのようなことのないように〜、とか、こちらも厳しく言っておきました、とか、一生懸命言うんですね。



わたしも一言だけ、あんまり休めないんですよ、と伝え、また調整してもらうようにお願いして電話を切りました。




午前半休で出勤…。



この有休は先週の木曜日に早々に上司に伝えて、金曜日の仕事も今日休んでも良いように段取りをして、



週末も、「月曜日は休みだ」モードで過ごしていたので、今日半出となると、気持ちの切り替えもするようです。







でも、そのまま休むことにしました。







朝から壁掃除のために薬品をかけてラッピングしている最中だし、






洗濯もシーツ類を全部洗ってもうすぐ仕上がります。






 

こういう時、ある人の言葉がわたしのあたまをいつも過ぎります。







「行くなら行く、行かないなら行かない。最初に決めたのならそちらを貫く!」







それまではファジーな人間で、あっちにふらふら、こっちにふらふら、風まかせだったわたしは、ブレないとはこういうことか、とそこで初めて気がつきました。



それからは決めたことはそのまま遂行!を信条にすることにしたら、人に振り回された、と思わなくなり、生き方がガラリと変わりました。要するに、方針を持ったことで楽になったわけですね。






今回も、下手に可能だからといって仕事へ向かったところで良い仕事もできそうにないから、であるならば、最初から決めていた通りに家事をしよう!






と最初に決めた通り家にいることにしました。






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(この時間の景色。緑が良い季節です)







留守電が入っていることに気がつきました 。




「上の階の人から14日ご都合どうですか?とありましたがいかがでしょう?」との事。




了承する旨の電話を入れ、早速家事に戻りました。




14日は半休でもいいかな、また上司にお願いするようだけど、半休ならまあ大丈夫だろう、などと思いながら、




早めの昼ごはんを用意していると、また電話が鳴っています。





「先ほど留守電に入れさせていただきましたが、その件で」



「14日でOKですとお返事させていただきましたよ」



「今日また都合がついたので、とおっしゃっていまして、13時半にご都合いかがでしょうか?」






あー。ブレなくて良かった。





午後に仕事へ行っていたら、この電話を仕事場に着いてから聞くことになり、あやうく振り回されるところでした。 





え?もう相当振り回されていないか?






いえいえ。わたしは当初の予定通りにここにいますから、大丈夫です。




という事で、これから業者さんが入ります。




仕事でも急な用事が突然入ることはよくある事です。




その度にある時間を駆使してやりくりをするのですが、闇雲に許容量を超えて詰め込むことが良いことではないように思います。



可能な時間に無理くり予定を入れ込むことを良しとする人は、



いつもうわっついていて落ち着きがなく、見ていてとても疲れます。



それにひっぱられて自分まで同じように遠心力に身を任せていると、やはり早々に疲れてしまいます。






今回、いろいろ思うことはありましたが、信条に則って、動かなかったから自分にとって物事がすんなりと進んだように思います。







要は、自分はどうするのか、であって、人ではないのだと思うのです。





もし午後出勤で会社に行くことを選んでいても、それは自分が決めたことだからきっと後悔しなかったでしょう。ですが、やっぱりなんだかなあー、という思いはあったと思います。





そう言えば、朝。最初の電話を受け取った時、地域の短波放送が流れている最中でした。



朝早くに火事を知らせる短波放送が流れ、隣の番地で火災が起こったらしくたくさんの消防車の音が聞こえました。




電話を受け取った時に流れていたのは、「火事の事実はありませんでした」というものでした。「なんだそれ」、と思わずツッコミをいれてしまいました。



消防車を出すために、消防隊の人が集められてみんなして目的の場所へ向かったら誤報でしたとは。


もらった電話もこんなんで、ダブルで拍子抜けしたのを思い出しました。




消防隊の人たちもこう暑いのにそんなんじゃあ、大変でしたね。









ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

永井  かおり