1917年
四川省成都
米国人シドニー・ギャンブル(1890-1968年)撮影
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成都にあったフランス領事館という
かなりひどく破壊されている
上方から光が降り注いでいるが
天井が破壊されたのだろう
ギャンブルが書いた破壊の状況説明は残っていないが
1911年の辛亥革命以降
四川では多くの軍閥が支配権を握ろうとして争った
1917年には成都市内で市街戦が発生し
フランス領事館も被弾して大きな損害が発生したので
その直後の様子だろう
フランス領事館への砲撃は狙ったものではなく
誤射だったとみられている
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ギャンブルはまだ10代だった1908年に両親と共に中国旅行をした
その後、1917年から1932年にかけて
キリスト教団体の幹部として中国に3回行き
長期滞在をして中国社会や家庭を調査した