撮影準備

スタイリングのお仕事が入り

急遽、日曜日撮影になりました。

このところ、着物関連の依頼が続いてるなぁ

でも、スタイリングの仕事はいつも急（笑）

半襟を縫い付けながら、色々なことを思い出して、、

女将業中心になる前は、

着物の仕事はやはり年末が忙しくて、

毎年、クリスマスは必ず仕事でした。

ある時のクリスマスは、故飯島愛さんのお仕事を

させていただいて、

収録のあとどこかパーティーにでも出かけるのかなと勝手に心の中で思っていたら、

「お弁当もらっていっていい？」と何個か持ち帰っていたのが記憶に残ってます。この後まっすぐ帰って家で食べるんだなぁと思いました。

今思えばあの時が愛ちゃんと会った最後のような

気がしますが、

ぱっとテレビで観たら派手な感じに見えるかも

しれませんが、周りに気遣いばかりして、とても頭の回転が早く、その姿は今にも消えそうに揺れている蝋燭みたいだなと私は思って見ていました。儚げで震えているような。

着物の時はいつも指名して呼んでくれて、

京都の祇園祭にも同行させていただいたことがあります。

歳、同じくらいだったかな。早すぎましたね。。

いつも思うのが、刺繍の半襟って

折ったらほとんど見えなくなるのに

この刺繍のボリューム！

もちろん手刺繍です。

美しい布を触ってるのは幸せ。