6月18日、福山市「神勝寺(しんしょうじ)」へ

一日禅体験に行ってきました

お坊様の都合で座禅体験に対応できないことがあると

HPにあったので、一週間ほど前に電話で予約しました

このようにありましたが、集合は10時と言われました
福山駅前からバスで約30分、「天神山」バス停から
徒歩約15分(まあまあ遠い)10時5分前くらいに到着

なんと立派な山門
昭和42年(1967)旧賀陽宮邸にあった総欅造りの門を移築したもの
旧賀陽宮邸は江戸時代末期には京都御苑内にありました
その後旧賀陽宮邸は焼失したため現存しません
扁額は建仁寺派管長小堀泰巌老大師の筆
 

神勝寺は昭和40年に、初代町長で常石造船2代目社長だった

神原秀夫が開いた禅寺で、常石造船の創業者、

神原勝太郎の名前にちなんで命名されました

氏は益州宗進禅師(臨済宗建仁寺派第7代管長)に深く帰依され

造船や海運で亡くなった方々の供養を志されたそうです

 

すべてを回りきるには半日必要なほど高大な敷地の中に、

禅の精神を体験するための歴史、現代美術、食、を兼ね備えた

新感覚の名所となっています

 

『神勝寺 禅と庭のミュージアム』は、

建築家の藤森照信やアーティストの名和晃平ら、

現代を代表するクリエイターの手によって2016年に造られました

山門をくぐるとすぐにおしゃれな

ジブリの小屋のような寺務所が

お寺の歴史についての展示や

グッズ(とてもアート)販売しています

 

代金4600円を支払い「禅体験」という

通行証をもらい首にかけます

代金には入館料(1500円)、座禅体験(1000円)、写経(1000円)

食事五観之偈(1200円)、お茶とお菓子(800円)

が含まれるので、900円お得です

 

座禅体験は13時30分からです

ほかは自由にお回りくださいとのこと

案内の方がつくわけではなく

禅のお話など聞けるのかと思っていたので

少し残念でした

 

「無料音声ガイド」の案内が目に入ったので

お願いすると、アプリをダウンロードして

スマホで聴く様式でした

充電スポットはないというので

困った困ったと言っていたら寺務所で

充電させてもらえることに。

 

さらに帰りのバス停までの送迎をお願いすると

「今日は車を出せる人がいないかも」というので

困った困ったと言っていたら手配してくれました

わがままですみませんね

 

いざ、禅体験に出発!

寺域は広大でどこまでも美しく

手入れが行き届いています

寺務所裏の山道を軽く登り10時10分からの

インスタレーションへ

途中、石山寺の国宝 多宝塔を模して建立された

五重塔が絵になる感じで立っています

 

神勝寺 一日禅体験レポート その②へ続く