先日『赫衣(あかごろも)の闇』(三津田信三)を読んだ。
探偵、物理波矢多(もとろいはやた)シリーズの三作目らしい。
読みながら、過去の事件らしきものが出て来るので、シリーズ物っぽいねと気づいた。
読み終える前に気づくあたり、私も少し進化したようだ。
(読む前に気づくには、まだレベルが足りない)
そんな今回のお話は、戦後の日本が舞台だ。
大学の同期生、熊井新市の元に行った波矢多は、赤迷路と呼ばれる闇市を目にする。
その赤迷路では、最近、全身が赤っぽい男に女性がつけられるという事件が起きていた。
「赫衣」と呼ばれるその怪人の謎を解いてほしいと依頼される波矢多。
そんな中、殺人事件が起きて…。
というお話だ。
舞台が戦後の日本というだけあって、とにかく、背景が重い。
迷路のような場所で、迷子になって、振り返ると……という流れは想像するだけで、怖い。
ホラーっぽさもあり、もちろん、ミステリでもあり。
背景が背景だけに、いろいろともやもやした。
ただ、途中で登場したあの人、もしかして、あの人かな(何
さて、そんなもやもやした今日は、バレンタインデーですね。
ということで、ドキドキバレンタイン診断をしてみました。
どうやら私は、可愛がられる後輩気質。
可愛がられたことはないけど、頼りにならないっぷりは、確かに自信がある(ぼそ
そんな私が最近、キュンとしたこと。
高津くんが内緒で買って私にプレゼントしてくれたカバンが、想像していたより値段が高くて、支払いを考えると、胸がキュンとした(誤