の続きです。
この暑さで停電。
関電の伝える復旧見込み時間は
何度も更新されて遅くなっていく。
駅前からオットにLINEで伝える。
駅の反対側は電気ついてるよ。
駅前のお店も営業中。
(サンベエとオットは2人で昼食を食べにいく約束だったけど
イチコが高熱で寝込み家にいた/私は留守、で2人は外食を取りやめました)
家、暑いしどこか食べに行ってきたら?
私はイチコの食べるもの買って家にいるから、遠慮なく出てね。
だからサンベエが行きたがってた王将にでも2人で行っといでよ〜
と愛のメッセージのつもりだったのだが、オットからひとことずつ来た返信は
あっちこっちで停電してる。
ヘタに出かけないほうがよい。
行っても店やってないかもしれん。
信号停電してるんやろ。
だから、行きません。
(原文のまま)
。。。
お…ま…え…なぁ、、、
三重に住んでた頃 街灯も信号も皆無の真っ暗な田んぼの中の道を、
15km離れたイオンモールから走って帰ったこと何度もあったやろうが!!!
ムカァァァァァァァァァァ
いやはや、返信を読んだ瞬間
明確に私の心の中で
まぬけなサツマイモが もぬけの殻
になったものが生まれました。
頭の中は罵詈雑言の坩堝
…わかるかしら…そう、色々避けるために、、
頭の体操をどうぞ(^^;
漢字は2文字、読みだとサで始まる3文字 …やばいやばいやばい
だ〜か〜ら〜、
駅前は、やってるってば!!!
近畿全域の信号が停電しとんのとちゃうやんか!
(駅の反対側は平常運転)
と着信を読んだスーパーの店内で
思わず毒付きましたが、、
LINE上で議論するのも電話するのも、もーええわ。
となりました。私のエネルギー温存。放置。
私は
とにかく暑い部屋で暑苦しく不機嫌に
時間かけても不満足にしか作れない食卓を囲むより、
元気なオトコ2人は涼しい外で機嫌良く食べてきてほしい。
これ、自己犠牲でもなんでもなく
エアコンの効かない外気温35℃の部屋で
圧のあるおっさんと一緒に過ごしたくないという自愛です。
だけど
おっさんはテコでも動きそうにないので
私はハラワタを煮え繰り返しながら、
食べ物を買って帰ることにしました。
ガスは使える…けれど…正直に言います。
ガス使いたくない!!暑いもん。
圧マシマシのおっさんが居るし
換気扇も回らないのよ?
電車も落雷で20分ほど遅れたのと、各所に連絡などで
私がとりあえず買い物をしようとスーパーに寄った時には19時前でした。
わわわ
調理問題は出来合いのものを買って解決だけど
食べる前に部屋が真っ暗になってしまう…
もう、それはそれは大慌てで
前日、食欲なくしたイチコが食べたがっていた手毬寿司
(今思うと、そんなナマモノを買うなんて…^^;)と
稲荷寿司や巻き寿司、めんつゆもセットされたざる蕎麦、コロッケなどを購入し
自転車ギコギコ飛ばして帰宅。
「点かない信号」は20年ほど前、
台風で停電した時に通行したことはありますが…
普段当たり前に点灯しているものが消えているのは
かなり「非常時」として胸に迫ってきます。
家に着いた私はスマホのライトを照らし、まず
平熱になり眠っているイチコを見て安心し、次に
薄暗い部屋の中、ただスマホの画面を見つめる男2人を認めると
(ムカァァァァァ再び)
黙ったまま、トイレに常備してた非常灯(百均で購入)を取ってきて
その灯を水のペットボトル越しで拡散し
かなり以前に買い込んでいたタッチライト(これも百均)
4つをガサガサと取り出して単三電池をバチバチとはめ込み、
おっさんと愛息と寝てる娘のそばに配置。
買ってきた食べ物を食卓に並べると
徒歩圏内の実家の母の様子を見に、家を飛び出しました。
だって暑苦しいところで、融通の効かん太々しいおっさんと居たくない。
(←悪口が増えているな)
日常がいかにインフラに支えられ
それが薄氷の上に存在しているかを思い知りました。
私はこれまでの経験で
「地震の時も電気は一番に回復するから
電子レンジやカセットコンロでなんとかなる」
と思っていたのです。
ご飯炊くのも私は普段から普通にお鍋で炊いていたから
なんとでもなる、と。
だけど
夕方〜夜に発生した
この暑さの中での停電、
ということは想定外でした。
「年齢を重ねると、市街地に住むのがいい。
何より、病院に近い。買い物が便利。」
という、何年も前からの認識は
昨日、講演会場のある大阪市内
(大阪市中心部。JR環状線や大阪メトロ、近鉄の駅があるところ)
で、疑問に変わりました。
ビルの谷間で、サウナレベルの蒸し暑さの塊が束になっている。
日差しとアスファルトの照り返しの熱で
憔悴感さえ感じる。
私の住むところは大阪府下の やや のどかな所ですが、
(大阪なので当然暑いです。
先日もニュースで、近隣がその日全国で
2番目の高温として報じられてましたし)
都心部に出てみて、わかったこと。
私の街は、木々がある分、暑さがましだったのです。
講演会帰りに駅まで歩きながら
「体の弱い人や高齢者には、夏の暑さの体感面で
都心はかなり辛いな」と
しみじみ感じました。
頭の中には、暑さに弱い、心臓疾患のある母の姿がありました。
これからの時代の生き抜き方を考えると、暑さ対策は必須。
今この瞬間が一番若いということは
今よりしんどくなっていく可能性があるのだから、、
気持ちとからだを暑さのストレスからいかに守るか
そのことに心を傾ける必要がありそうです。
…あれ?なんか綺麗に締めくくってしまいましたね(^^)ゞ
オットは夕飯後すぐに熨斗つけて東京に
送り返そうかと思い
私「今から新幹線で帰る方がええんちゃう?」
オット「もう終電間に合わん。」
ムカァァァァ
伊丹空港まで送り込…む気力は私には残っておらず、、
停電は発生の約5時間後の21時過ぎに無事復旧し
部屋は復旧したけど
マンションの廊下や駐車場、外回りは真っ暗など
完全復旧にはさらに時間が。
エアコン効かない中で寝る、とか
お風呂お預け、は免れました。
病み上がりイチコがいたので本当にありがたかった。
そして
今日うちでの在宅勤務ののち、オットは東に発ちました。
電気も、心も
そなえよ つねに。
追記*
イチコはプレゼンが終わってホッとして発熱、という
本人曰く「いつものパターン」だったようです。
頭とお腹が痛いと言ってたので気がかりでしたが
とりあえず大丈夫そうです。とはいえ
学生時代それが積み重なっての、昨年の病だったかもしれないので
気をつけて見守ります。