イチコとの生活が7年振りに再開して1ヶ月。

 

まだ喧嘩してません(笑)

 

 

我が家は、イチコが高3になる春

=ニイスケとサンベエが新入学のタイミングで

私とボーイズが、ひとり暮らしの高齢母が居る大阪にUターン、

オットとイチコは三重に残った。

 

その後

京都の大学が第1志望だったイチコは

金沢に進学して(私にとってはまさかの)下宿、

そしてまさかの(笑)大学院進学で

「娘との別居」から 1+4+2= 7 年が経った。

 

 

7年の間には、がっつり

例の流行り病の騒動があり、

片道4時間半の距離の移動なんぞ

騒動の初期は、恐怖でしかなかったので

(政府や会社から移動制限を要請されたりもしましたね)

親子がほぼ1年間、会うことができなかった。

私が金沢まで車を走らせられればよかったのだろうけど

当時は地元大阪でさえ怖くて運転できなかった

 

 

 

それでなくても

盆も正月もあたふたと金沢に戻ってた子なので

2020年20歳成人(式には出ず)の記念に、振袖を着せる時間の余裕がないまま…

その年2月、世界が感染症の渦の中へ

 

 

皆が恐怖心や猜疑心で振り回され

学校現場も慎重な対応で対面授業は最低限

(イチコ達は実技必須なので対面授業がありました。

そうでない学部学生さんの辛苦は、並々ならないものだったと思われます)

課題に追われる大学生活の中で

孤独とプレッシャーに蝕まれた我が子や学友たち。

 

学業・大学に在籍することに意義を見出せず、

イチコの友達も休学を仄めかしたり

同級生が数人、大学を去ったり

…別の専攻の同期には、自らこの世を去った子も居るんだよ…

心のバランスを崩したイチコも教授に勧められ、学期中に

父や旧友たちが住む三重に、ひと月帰っている。

 

 

本来、無邪気で

世界の中心で、我が身への愛をさけぶ子ですが、

 

課題に追われると

(大学の床で仮眠はしても)3日連続徹夜とか

「今日1日、何も食べてなかったわ」とかザラで

 

 

大学の卒業単位を取れるかという時も

(決して綱渡り状態な子ではなく、心配しすぎて)

院試に合格するかどうかという時も気に病んで病んで。

イチコから頼まれ一晩中LINE通話、を何日も続けた。

(正直なところ、結構ふらふらになりました)

 

 

おまけにイチコ、大学院2年の秋には

潰瘍性大腸炎にまでなってしまい、

 

 

 

仕事は、かーなーり体力精神力が必要で

おそらく今後フツーに深夜勤務もあるので

 

 

支社は全国展開なのに 大阪勤務になったことは

親として、ほっとひと息ついているところであります。

 

 

 

 

それでもねー

提出書類に「海外転勤可」にマルつけてるの見たら、切ない

 

 

子が社会人になったら独立させるのが主流なのかな。

私は、母がひとりっ子の私を結婚まで頑として家から出そうとしなかったので、

そのあたりはよくわからないのですが

 

 

 

オットとイチコは最初、私抜きの2人で

「勤務先の近くでひとり暮らし」することで盛り上がっていた。

 

オットはトーキョーに居るもんだから、

「イチコの住むとこ、探しとけよ」

と私にいきなり圧を込めて言ってきて

 

 

…勤務先、うちから1時間もかからんのに、なんで?

これ以上家賃にお金出そうと何故考える?

 

 

・ ・ ・

 

まあ、私も

「6年間ひとり気ままに暮らしてきた若者が、

親とまた一緒に暮らしたいだろうか?」とは考えたけど

何しろイチコのカラダは気がかりで

潰瘍性大腸炎のみならず、PMSも経血量も酷いです

 

 

昨年11月、イチコの検査に付き添いに行った際に、

 

「少ない給料の中で家賃と引き換えに自由と職住近接を得るのも良し、

めんどくさい(かもしれん)母ちゃん&オトートがいるけど

実家暮らしで、給料を有効に使うのも良し、

どっちでも〜」

 

、と伝えて放置

 

お正月、本人に再確認したら

「うち(実家)から通いたい」と。

 

 

かくして

7年振りムスメとの暮らし。

 

 

 

こんなことしてもらいました。

わかりにくいか・・・

 

映えねぇ手だな

 

イチコが「母さんにマニキュア塗りたい!」と(^_^)

 

 

私ね、

マニキュアしない、付け爪に至っては したことない。

 

理由

学生時代、弓道をしていたので

左手は「弓を引く時に握り込むと、爪が掌に刺さって痛いので

指先より長く爪を伸ばすのが嫌」

爪先の白い部分は切らないと耐えられない

な感覚が、ずーーーーっと今も続いている。

 

マニキュアを塗ると

爪が「呼吸困難や!🥺」と煩い(気がする)

 

 

およそ女子力に乏しい私ですが

(バンカラな大学に通った影響もあり、

美容に興味を持たなかった面も大きい)

↑ って個人差ありますが、

男子 : 女子の比率が 10 : 1だったので

私の周りの女子はほぼ、そうだった。

そして私はその後も目覚めることはなく🤣

 

 

まあ、そんなこんなで五十路を歩んでますが(悲)

娘にマニキュア塗ってもらう日が来るとはね〜(しみじみ)

 

 

が。

慣れないことは、やはり無理がある。

見苦しいので写真は載せませんが、

 

2日目で右中指の先の塗装(って言うのか?)が少し欠け

(イチコ「早っw」)、

 

3日目で右人差し指塗装が半分ペロンと剥がれ

(イチコ爆笑)、

 

4日目の昨夜、ハンバーグたねに混ぜるために蓮根を刻んでいたら、

左親指の塗装を包丁で削ぎ取ってしまい

(削った塗装は直ぐに蓮根から回収しました)

(イチコ呆れる)、

ざんねんな指先になっております。

 

 

どんだけブサイクやねん、私

 

ああ、やっぱり向かんわ…爪のお洒落。

そういえば一昨日、実家の庭の草抜きしたっけな

 

 

でもイチコは懲りずにこんな母へ

「今度はグラデーションで塗るね!^^」

と言ってくれてます。

 

ええ子や…。

 

 

 

 

わたしの、はじめてのこども

 

小指の先ほどの大きさの

あの子も、がんばりやさんで、ええ子やったな〜…

 

 

 

勤め出して3週間、

昨日は本社での研修で

バリバリに気を張って満員電車で帰ってきた

おつかれイチコを最寄駅まで迎えに行き車に乗っけたら、

イチコ、カーステレオから流れるこの曲を一緒に口ずさんでいた。

 

私が20代から好きなミュージシャンの曲を

わが子も親しんでくれるのは、嬉しいものです。