日帰りで東京に行ってきました。
久しぶりの長距離移動。
(てことは、大阪-金沢は
長距離と認識してないのかしらん)
私に様々な学びを授けてくれる、
大切な友人が主催する講演会。
「口に出さないと叶わない」と言って 大きな夢を実現した、
その晴れ姿を見に。
主催者挨拶、涙が出たよ…
タカコさんすごいよ、おつかれさま
あいうえお50音、ことば、地名に込められた
願いのような、偶然とは思えない意味付けに
改めて深く感じ入った3時間。
・
その講演会場で購入した本を帰りの新幹線で開きました。
冒頭から
…あ、めんどくさいことになったら嫌なので
伏字にしますがお察しください
メッセージ性が激減するけどやむを得ない
死はあなたに突きつけます。
「あの人をゆるさないまま◯んでいいの?」
「あの人に『ありがとう』と伝えないまま◯んでいいの?」
さらに目次にはこんな質問が。
あした◯ぬとしたら
誰に「ごめんなさい」と謝りたいですか?
引用元 :「あした死んでも後悔しないためのノート」ひすいこたろう著
自分が、相手が
生きている間に。
声を出せる間に。
この目で、顔が見える間に。
*
*
*
母は、父と結婚し、
懸命に尽くし、仕事を学びました。
父が胃癌で2度目に入院した時
──朝、私が小学校に登校し そのあと入院、
その日 下校したら
家の中はお線香の匂いがしたわけですが、
私は こわくて
冷たくなった父の手を
ぎゅっと握ることができなかった。
亡くなる直前、母は
父の枕元で子守唄を歌ったそうです。
父の最期の言葉は「うるさい」
…
いくらね、
男がうんとこさ威張ってた時代に生まれた人でも…
最後くらい優しい言葉をかけられなかったんだろうか。
いや、
もっと生きられると思ってたのかな…
もっと、
言葉が交わせると思ってたのかな。
いつが最後かなんて
死ぬ間際までわからないものなのかな。
ならば
いつも真剣勝負で
笑う時は笑い
不満があればきちんと喧嘩して
感謝を口にし
大切な人
かけがえのない人ならばこそ
想いを素直に伝え合うことが
何より大切なんだと
そう思った、彼岸の明け。
今日から2番線の終点が変わりました
…おとうさん、
あの時、手を握れなくてごめんね。
前の晩
隣の部屋で泣きじゃくってごめんね。
何度も何度も
この後悔、やってくるんだよね。
もう46年も経つのに。
わたしは、命の灯が尽きるまでに
大切な人に
こどもたちに
何を伝えられるだろう。
…大切な人って、どんなひと、かな…