日帰りで東京に行ってきました。

久しぶりの長距離移動。


(てことは、大阪-金沢は

長距離と認識してないのかしらん)



私に様々な学びを授けてくれる、

大切な友人が主催する講演会。

「口に出さないと叶わない」と言って 大きな夢を実現した、

その晴れ姿を見に。



主催者挨拶、涙が出たよ…


タカコさんすごいよ、おつかれさま



あいうえお50音、ことば、地名に込められた

願いのような、偶然とは思えない意味付けに

改めて深く感じ入った3時間。




その講演会場で購入した本を帰りの新幹線で開きました。


冒頭から


…あ、めんどくさいことになったら嫌なので

伏字にしますがお察しください

メッセージ性が激減するけどやむを得ない



死はあなたに突きつけます。

「あの人をゆるさないまま◯んでいいの?」

「あの人に『ありがとう』と伝えないまま◯んでいいの?」



さらに目次にはこんな質問が。


あした◯ぬとしたら

誰に「ごめんなさい」と謝りたいですか?


引用元 :「あした死んでも後悔しないためのノート」ひすいこたろう著




自分が、相手が


生きている間に。




声を出せる間に。


この目で、顔が見える間に。




母は、父と結婚し、

懸命に尽くし、仕事を学びました。


父が胃癌で2度目に入院した時

──朝、私が小学校に登校し そのあと入院、

その日 下校したら

家の中はお線香の匂いがしたわけですが、




私は こわくて

冷たくなった父の手を

ぎゅっと握ることができなかった。





亡くなる直前、母は

父の枕元で子守唄を歌ったそうです。



父の最期の言葉は「うるさい」




いくらね、

男がうんとこさ威張ってた時代に生まれた人でも…


最後くらい優しい言葉をかけられなかったんだろうか。



いや、

もっと生きられると思ってたのかな…



もっと、

言葉が交わせると思ってたのかな。



いつが最後かなんて

死ぬ間際までわからないものなのかな。





ならば



いつも真剣勝負で


笑う時は笑い


不満があればきちんと喧嘩して



感謝を口にし



大切な人

かけがえのない人ならばこそ


想いを素直に伝え合うことが

何より大切なんだと



そう思った、彼岸の明け。



今日から2番線の終点が変わりました



…おとうさん、


あの時、手を握れなくてごめんね。



前の晩

隣の部屋で泣きじゃくってごめんね。



何度も何度も

この後悔、やってくるんだよね。

もう46年も経つのに。




わたしは、命の灯が尽きるまでに

大切な人に

こどもたちに

何を伝えられるだろう。



…大切な人って、どんなひと、かな…